春先に増える自律神経の乱れ、そして起きる食欲不振

北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ
自律神経失調が専門の鍼灸師 岡崎です!
さて、いよいよ4月が始まりました。
それと同時に腰を痛めた、寝付けない、肩こりがひどいといった症状を訴える方も増えてきました。
そう、なんといっても春は自律神経の乱れによる不調がものすごく増えます!
そこで今回は、自律神経由来の症状の中でも比較的多い、食欲不振について取り上げます。
自律神経と食欲の関係
「最近、なんとなく食欲がわかない」「食事の時間になってもお腹が空かない」と感じることはありませんか?
もしかすると、それは自律神経の乱れが原因かもしれません。
自律神経は、私たちの体のさまざまな働きをコントロールしている神経です。
例えば、心臓の鼓動や呼吸、胃腸の働きなども自律神経によって調整されています。
この自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があり、これらのバランスが崩れると体にさまざまな不調があらわれます。
自律神経が乱れると食欲が落ちる?
食欲は、消化器の働きと密接に関係しています。
ストレスや疲れが溜まるとその刺激に対応するために交感神経が優位になり、胃腸の動きが鈍くなります。
例えば、緊張したときに「お腹が痛くなる」「食欲がなくなる」といった経験はありませんか?
これは、交感神経が活発になりすぎることで、消化器の動きが抑えられてしまうためです。
本来であれば、リラックスした状態になると副交感神経が働き胃腸の動きが活発になります。
しかし、現代の生活ではストレスや不規則な生活習慣によって、交感神経が過剰に働きやすくなっています。
その結果、胃の動きが悪くなり、「なんとなく食欲がわかない」といった状態になりやすくなるのです。
鍼灸で自律神経を整えて食欲を取り戻す
「食べたい気持ちはあるのに、食欲がわかない…」そんなときは、鍼灸を試してみませんか?
鍼灸には、自律神経のバランスを整える効果があります。
特に、以下のツボを刺激することで、食欲の低下を改善することができます。
足三里(あしさんり):胃腸の働きを活発にし、消化をサポートします
中脘(ちゅうかん):胃の調子を整え、食欲を促します
神門(しんもん):リラックス効果があり、ストレスを軽減します
これらのツボは、ストレスなどで調子を崩している方の治療でよく使います。
鍼灸治療を受けることで、副交感神経の働きが高まり、胃腸の調子が整いやすくなります。
その結果、自然と食欲が戻り、「おいしく食べられる」状態に導かれるのです。
食欲を回復させるためにできること
鍼灸とあわせて、普段の生活習慣を見直すことも大切です。
例えば、生活リズムを整えるように心がけるのも一つです。
具体的には朝日を浴びて体内時計をリセットさせたり、毎日決まった時間に食事をとるといったことがあります。
そのほかにも、ストレスをためこまないようにするのも大事なことです。
そのために、軽い運動やストレッチを取り入れたり、深呼吸や瞑想をする時間をつくるのもよいでしょう。
もちろん、胃腸に優しい食事を心がけるといった飲食にかかわることも意識が必要です。
口にするものを温かいスープやおかゆなどの消化しやすいものにしたり、よく噛んで食べることで胃への負担を減らすのも大切です。
以上、簡単に紹介してみました。
全部は無理でも、何か一つでも取り入れることで症状改善に約に立つと思いますので、ぜひ取り組んでみて下さいね!
まとめ
「食欲がない…」と感じたら、それは自律神経の乱れが原因かもしれません。
そんなときは、鍼灸で自律神経のバランスを整え、食欲を取り戻してみませんか?
自律神経や免疫の問題、精神疲労などは鍼灸治療の得意分野です!
また、日々の生活を見直すことも大切です。
無理に食べようとせず、心と体の声を聞きながら、ゆっくりと食事を楽しみましょう。
食欲の回復は、健康への第一歩です。
「なんとなく食欲がわかない…」と感じたら、お気軽にご相談くださいね!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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