たかが「目の疲れ」と放置してない?眼精疲労を改善するのに役立つ方法やツボを紹介!

北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ
自律神経失調が専門の鍼灸師 岡崎です!
5月も下旬になりました。
これからどんどん蒸し暑くなってくることを考えると、一気に不快指数が上がりそうです。
疲れも溜まりやすく、肩もこるでしょう。
肩こりと言えば、前回は肩こりについての内容のブログを書きましたが、読んでいただけましたか?
今回はそんな肩こりに関連しやすい、眼精疲労について解説していきたいと思いますのでお付き合いくださいませ!
自律神経と眼精疲労の関係
「目の疲れが取れない」「目がかすむ」「長時間の作業で目がしんどい」
そんな症状に悩んでいませんか?
現代社会では、スマートフォンやパソコンの使用が増え、目を酷使する機会が多くなっています。
その結果、眼精疲労を訴える方が増えており、単なる目の疲れではなく、自律神経の乱れが関係しているケースも少なくありません。
今回は、自律神経と眼精疲労の関係、そして鍼灸による改善方法について解説します。
眼精疲労と自律神経の乱れ
目の疲れが取れにくい背景には、自律神経のバランスが崩れている可能性があります。
自律神経には、以下の2つの神経があり、それぞれ異なる働きをしています。
●交感神経(アクセルの役割):活動的な状態を維持する(血管は収縮し、血流低下)
●副交感神経(ブレーキの役割):リラックスし、回復を促す(血管は拡張し、血流増加)
目のピント調節や涙の分泌、血流なども自律神経によってコントロールされています。
しかし、長時間の画面作業やストレスが続くと交感神経が過剰に働き、目の筋肉が緊張したままになり、血流が悪化します。
結果として、目の疲れが開腹せずに慢性化しやすくなります。
自律神経の乱れによる眼精疲労の症状
自律神経が乱れることで、次のような症状が出やすくなります。
◆目のかすみ、乾燥:涙の分泌が低下し、目が乾きやすくなる
◆目の充血、痛み:血流が滞り、目が赤くなったり痛みを感じる
◆頭痛や肩こり:目の疲れが首や肩に影響を及ぼし、痛みを引き起こす
◆めまい、ふらつき:目と自律神経のバランスが崩れ、めまいを感じることも
このような症状が続くと、日常生活に支障をきたし、集中力の低下や疲労感の蓄積にもつながります。
鍼灸による眼精疲労の改善
鍼灸は、自律神経のバランスを整え、眼精疲労を改善する効果が期待できます。
特に、以下のツボを刺激することで目の疲れを和らげることができます。
~眼精疲労に効果的なツボ5選~
■晴明(せいめい):目の周りの血流を改善し、疲れを軽減します。
目が疲れると無意識で目頭を押しているかもしれません。
ですが、あまり強く押しすぎるとかえって身体が緊張してしまうので、やさしめに!
■攅竹(さんちく):眼精疲労や頭痛に効果的です。
眉の直下は筋肉があり、ここがこると瞼が開けづらくなります。
問題ない時は眉毛はつまめますが、あなたは出来ますか?
■太陽(たいよう):目の緊張を和らげ、リラックス効果があります。
眼精疲労でもこりますが、くいしばりなどでも硬くなるので、広範囲に悪影響が出ます。
目の疲れを放っておくとろくなことがありません。
■風池(ふうち):首のこりをほぐし、血流を促進します。
目の調子が悪い方はほぼ全員後頭部が硬いので、ここをほぐすだけでも目がスッキリすると思います。
■合谷(ごうこく):全身の血流を改善し、目の疲れを和らげます。
眼精疲労のある方の多くは、デスクワークによる手指のこわばりも見られます。
合谷だけでなく、他の指の間もほぐしておくとなおよし!
鍼灸治療を受けることで、副交感神経が優位になり、目の筋肉の緊張が解け、血流が改善します。
その結果、目の疲れが軽減し、視界がクリアになる効果が期待できます。
「目がスッキリして視界が明るい」という感想は、多くの方が実感できます!
眼精疲労を予防するためにできること
鍼灸治療とあわせて、日常生活でも次のポイントを意識すると、目の負担を軽減できます。
1. 画面を見る時間を調整する
長時間スマホやパソコンを使うときは、1時間ごとに5~10分の休憩を取るようにしましょう。
ちょっとの休憩で、疲れ方が大きく変わります。
キリのいいところまでやってから…としたいところですが、大体疲れきってしまうので作業は時間で区切りましょう。
2. 目のストレッチを行う
目を軽く閉じたり、遠くを見る習慣をつけると、ピント調節の筋肉がリラックスします。
基本的に、画面を見ている時は近くを見る筋肉ばかりをずっと使っている状態です。
遠くをぼんやり見る事で、近くを見る時に使う筋肉を休ませることが出来ます。
老眼を遅らせる事も出来ますからおすすめです。
3. 十分な睡眠をとる
目の回復には質の良い睡眠が不可欠です。
寝る前にスマホやPCを見ないようにするのも大切です。
だらだら起きているくらいなら、さっさと寝て早く起きてから見ましょう。
4. 栄養バランスの良い食事をとる
ビタミンA(にんじん、ほうれん草)、ビタミンB群(豚肉、大豆)、アントシアニン(ブルーベリー)などを積極的に摂取すると、目の疲れが軽減されます。
…が、ビタミンAは脂溶性のため、摂りすぎると病気のリスクが上がります。
度を越して摂取するのは控えましょう。
よければ、以下のページもご参照下さい。
外部リンク「ビタミンA」を過剰摂取した場合の体への影響とは?
(サントリーウエルネスOnlineに飛びます)
まとめ
眼精疲労が続く背景には、自律神経の乱れが関係していることが多く、単に目を休めるだけでは改善しにくい場合があります。
自律神経や免疫の問題、体質改善などは鍼灸治療の得意分野です!
鍼灸で自律神経のバランスを整えることで、目の疲れを根本から改善し、スッキリとした視界を取り戻すことができます。
「目の疲れが取れない」「目の不調が続いている」と感じたら、お気軽にご相談ください。
鍼灸によるケアで、快適な毎日を取り戻しましょう!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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