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「肝臓と代謝」のカギを握る鍼灸の力!ストレスや不調に効く理由とは?

北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ

 

 

自律神経のトラブル専門の鍼灸師 岡崎です!

 

 

6月21日は夏至です。

 

 

これからどんどん暑くなっていくのに、日は少しずつ短くなっていくって、よく考えたら不思議ですよね。

 

 

暑さや湿気で体調を崩さない様に、十分注意しましょう。

 

 

調子を崩したら、すぐに治療に来てください。

 

 

早く改善させた方が後が楽ですよ(^^)/

 

 

 

 


 

 

 

【はじめに】

 

 

さて今回は、前回のデトックスの記事つながりで、「肝臓」と「代謝」についてお話しします。

 

 

前回の記事のリンクも張っておくので、よければご一読ください。

前ブログ 6/16 鍼灸でデトックス 

 

 

自律神経の乱れやストレスが体調不良を引き起こす原因の一つとして、肝臓の働きの低下が挙げられます。

 

 

実は、鍼灸はこの肝臓の働きをサポートし、代謝を促進するのにとても効果的な方法なんです。

 

 

なので今回は、肝臓の役割や代謝との関係、そして鍼灸がどのようにそれらにアプローチするのかについて解説していきます。

 

 

 

 


 

 

 

【肝臓の役割とは?】

 

肝臓は私たちの体にとって非常に重要な器官です。

 

 

大人では体重の2%を占める重量があり、肝臓全体に含まれる血液量は全血液の10~15%もあります。(肝臓は血液で満たされた臓器)

 

 

ちなみに肝血流量は心拍出量の20~25%とされているので、1/4~1/5の血液が肝臓に集まることになります。

 

 

働きとしては、代謝の中心的な役割を担い、食べ物を消化吸収してエネルギーに変換するだけでなく、不要な毒素を処理したり、ホルモンを分解・合成したりします。

 

 

肝臓の働きが低下すると、代謝が乱れ、体調にさまざまな不調が現れます。

 

 

肝臓がもつ主な役割

 

 

①糖質の代謝(血糖調節)

 

②蛋白質の代謝

 

③脂質の代謝

 

④胆汁の代謝(ビリルビンの産生と排泄)

 

⑤薬物代謝

 

⑥内分泌機能

 

⑦免疫機能

 

 

 

以上をまとめると、

 

 

 

解毒作用: 血液中の有害物質を処理。

 

エネルギー変換: 摂取した栄養素をエネルギーに変換。

 

ホルモンバランスの調整:ストレスホルモンや性ホルモンの調整。

 

 

 

このように、肝臓には様々な働きがあり、うまく働かないとエネルギーの供給が滞り、体調不良や代謝の低下を招いてしまうことがあるんです。

 

 

肝臓の働きについて過去に詳しくかいているので、よければこちらも参照ください。

 

春の不調とその原因~肝臓系に負担をかけなければ楽に過ごせます~ 

続・春の不調の原因~肝臓系はしっかり労わりましょう~ 

 

 


 

 

 

【代謝と自律神経の関係】

 

代謝は、食べ物をエネルギーに変換する過程ですが、これがうまくいかないと体が冷えたり、疲れやすくなったりします。

 

 

特に自律神経が乱れていると、極端に代謝が低下しやすくなります。

 

 

自律神経は体のあらゆる機能を調整しているため、そのバランスが崩れると消化器系や代謝の機能に直接影響を与えるのです。

 

 

例えば、ストレスや過労が続くと、交感神経が優位になり、肝臓の解毒機能がうまく働かなくなることがあります。

 

 

その結果、代謝が低下し、疲れやだるさが続くこともあります。

 

 

そして、肝臓と言えばお酒のイメージが強いかもしれませんが、肝臓を弱める原因はお酒の飲みすぎばかりではありません。

 

 

実際に現代では、お酒をのまない方でも睡眠不足や夜更かし、食べ過ぎやストレスなどで、肝機能が低下してしまうことが増えています。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

【鍼灸が肝臓と代謝に影響する理由】

 

 

ここで注目したいのが、鍼灸の力です。

 

 

鍼灸には、肝臓の機能を調整するだけでなく、自律神経を整えて代謝を促進する効果があります。

 

 

具体的にどんなメカニズムで作用するのでしょうか?

 

 

 

 

自律神経の調整

 

 

鍼灸は、体にある特定の経穴(ツボ)を刺激することで、自律神経を整える効果があります。

 

 

これにより、交感神経と副交感神経のバランスが取れ、肝臓の機能が正常化します。

 

 

 

 

血行改善

 

 

鍼灸は血行を良くし、肝臓に必要な栄養素や酸素を効率よく届けるため、解毒作用や代謝が促進されます。

 

 

特に肝臓に関連する経絡を刺激することで、その働きを活発化させます。

 

 

 

 

ストレス軽減

 

 

鍼灸の施術は、ストレスを軽減する効果があります。

 

 

肝臓はストレスに非常に敏感な臓器なので、ストレスを減らすことで肝臓の負担も軽くなり、代謝が向上します。

 

 

 

 

 


 

 

 

【実践!鍼灸によるセルフケア】

 

 

日々のケアとして、簡単なツボ押しやストレッチを取り入れることで、鍼灸の効果をより実感できます。

 

 

おすすめのツボは、肝臓に関連する「太衝(たいしょう)」というツボです。

太衝

 

このツボは、足の甲にあり、肝臓の働きを助けるとされています。

 

 

他にも、のぼせやイライラ、目の疲れなどにも効果があるので、是非ツボ押しをやってみて下さい!

 

 

また、深い呼吸や軽い体操を取り入れて、血行を良くすることも代謝を促進します。

 

 

鍼灸を受けた後、定期的に自分でもケアをすることで、より効果が実感しやすくなりますよ。

 

 

その他にも、東洋医学での肝の働きやおすすめのツボなどを紹介した記事も有るので、併せて読んでみて下さい(^^)/

 

春風と共に、不調来たりけり。~3つのグループで春の不調をみる~ 

 


 

 

 

 

【まとめ】

 

肝臓の健康は私たちの代謝や体調に大きな影響を与えます。

 

 

自律神経や免疫の問題、体質改善などは鍼灸治療の得意分野です!

 

 

鍼灸は、肝臓の働きをサポートし、代謝を促進する効果的な方法です。

 

 

ストレスや体調不良に悩んでいる方は、ぜひ一度鍼灸を試してみてください。

 

 

自律神経を整え、健康的な代謝をサポートするためには、鍼灸が強い味方になるはずです。

 

 

 

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

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