今すぐ鏡でチェックして!顔でわかる自分の不調のあれこれ
北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ
自律神経のトラブル専門の鍼灸師 岡崎です!
早い物で、もう6月後半です。
本格的に夏が始まろうとしていますね。
皆さんは暑いのが嫌いだと思いますが、私はようやく元気になってくる季節です。
過ごしやすい気候というのは本当になくなってしまいましたね。
【はじめに】
さて、今回はどんな内容かといいますと、自分の顔で見る不調の簡易チェック法です。
東洋医学の診察方法は様々あって、よく使われるのは脈診や舌診、背候診(体を診る)、そして望診の中でも顔面ですね。
その中でも顔の観察というのは結構重要視されます。
実際、私も美容鍼だけでなく、治療でもよく顔を観察します(じーっとはみませんよ)
なので、ぜひお手元に鏡を用意して頂くか、スマホ片手に洗面所まで移動してくださいませ(^^♪

【用意出来ましたか?】
では、どこを見るかと言いますと、それはズバリ頬骨の硬さや痛みです!
単純に見た目の問題として、頬骨の高さが違うということが気になる方は多いかもしれませんが、もしかしたら身体の中に原因があるかもしれません。

(この絵は過去の流用で、マウスで描く味のある絵ですが、下手さに関しては笑って許してください。)
こんな感じでみる場所が確認出来たら、内容に入っていきましょう!
【左頬から分かる事は…?】
まず、左の頬が硬くなっていたり、押して痛みがあったり、左右を比較してでっぱっていると肝系統の不調を抱えている可能性があります。
例えば、瘀血などの血行不良や代謝の低下、眼精疲労などの目の不調、アルコールや薬の摂取による肝臓の疲労などです。
他にも、疲れが取れにくいといった漠然とした症状から、体の腱・靭帯の柔軟性の低下、足首の可動域の低下といったものも関係があります。
前回ブログの肝臓の内容も重複する場所なので、よければ目を通していただけると幸いです。
内容はこちらです→肝臓と代謝
【じゃあ右頬は…?】
それに対して、右の頬が硬くなっていたり、押して痛みがあったり、左右を比較してでっぱっていると肺系統の不調を抱えている可能性があります。
例えば、呼吸が浅く肩がこりやすい、眠りが浅くよく眠れない、ずっと鼻がつまっているといった症状が起きます。
他にも、頭がボーっとすることが多い、すぐ疲れる、肌が荒れやすく治りにくい、足の甲が痛くなりやすい、腸の調子が安定しないなどの症状も起きやすくなります。
頬骨周囲の観察だけで、いろんなことが分かると思いませんか?
【その他にはどんなものが?】
先程紹介した症状はほんの一例で、まだまだたくさんあります。
◆顎周りであれば、性ホルモンのバランスが乱れていると荒れたりできものができやすい。
◆喘息や咳が止まらない状態なら、眉間の少し下側が白っぽくなる。
◆ほうれい線が目立つなら、腸の状態が悪い。
◆涙袋にあたる辺りが目立つなら、水はけが悪くむくみやすい上に疲れが取れにくい。
◆まぶたが腫れぼったいなら消化器が弱っている。
◆口周りがよく荒れたり、口角が切れたりするときは、胃の調子が悪かったり、あまり噛んで食べていない(早食い)
などなど、どんどんでてきます。
ここにもっと細かい情報が加わって、人相(相学)というものが出来上がります。
テレビや動画を見ていても、いろんな特徴的な顔の方がいるので観察にピッタリですね。
不用意に自分の顔をさらしていると、誰かに観察されているかもしれないのでお気を付けください(笑)
【おわりに】
顔を見るだけで案外色々わかるもんです。
患者さんがいらした時、入り口から入ってきたときの足音、歩幅、リズム…
それだけでも体調や調子が何となくわかりますが、やはり顔に出ている情報の多さには目を見張るものがあります。
自律神経や免疫の問題、血流改善などは鍼灸治療の得意分野です!
自分で鏡を見ても気付けるレベルなら、他の人はもっと気付いている事でしょう。
あの人調子悪そう…と思われる前に、元気な状態に戻しておきませんか?鍼灸治療で!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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