鍼灸整骨院セラピ公式ブログ

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「脳の筋トレ」=ブレインフィットネス 東洋医学から考える脳の養生法

北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ

 

 

「なんだか調子が出ない日」に、そっと寄り添う鍼灸師 岡崎です!

 

 

引き続きまだまだ暑いですね。

 

 

こうも暑すぎると脳疲労のような、目に見えない疲れがじわじわたまってきます。

 

 

そこで今回は、ブレインフィットネスという言葉に目が留まったので、取り上げてみたいと思います。

 

 

 

 

 


 

 

 

◆「脳の筋トレ」が注目される理由

 

 

近年、「ブレインフィットネス」という言葉を耳にする機会が増えました。

 

 

これは、運動で筋肉を鍛えるように、脳の働き(記憶力・集中力・判断力など)を意識的にトレーニングする習慣のこと。

 

 

デジタル社会で情報があふれる今、単に身体を健康に保つだけではなく、「脳を健康に保つこと」が重要なテーマになっています。

 

 

 

 


 

 

 

◆東洋医学から見る「脳」の働き

 

 

東洋医学には「脳」という概念はあるものの、西洋医学のように“中枢神経の司令塔”としては捉えません。

 

 

むしろ脳の働きは、心・肝・腎のはたらきに大きく支えられていると考えます。

 

 

 

:精神活動(思考・意識・記憶)を司る

 

:気血の巡りを整え、集中力や決断力を助ける

 

:生命力の根源。記憶や老化防止に深く関わる

 

 

 

つまり脳の健康は、心・肝・腎のバランスが整っているかによって決まるのです。

 

 

東洋医学において脳は髄海ともいわれるのですが、その髄を管理・調節しているのが腎の働きでもあるので、心・肝・腎の中でも特に腎が大事です。

 

 

 

 


 

 

 

実は、すでに脳疲労を起こしているかも?

 

 

ここでひとつ、脳疲労チェックをしてみましょう。

 

 

当然ですが、該当する項目が多ければ多いほど、脳疲労の度合いがひどくなりやすいので注意が必要です。

 

 

 

◆脳疲労チェックリスト

 

 

●集中力が続かない

 

●人の名前が思い出せない

 

●夜になると頭がぼんやりする

 

●イライラして考えがまとまらない

 

●睡眠不足で翌日の思考力が低下する

 

 

 

これらは「ブレインフィットネス不足」と同時に、東洋医学的には「心血の不足」「肝気の滞り」「腎精の消耗」などが関わっているサインかもしれません。

 

 

早い話、疲れているというわけです。

 

 

 

 


 

 

 

◆鍼灸で脳を整えるアプローチ

 

 

 

脳の働きを整えるには、心身のエネルギー循環をよくすることが大切です。

 

 

鍼灸でよく使うツボには、こんなものがあります。

 

 

 

 

百会(ひゃくえ):頭頂部にあり、全身の気を引き上げ、脳をクリアに。

 

 

百会から前側にかけてゴリゴリに固まって、頭皮の動きがすこぶる悪い方が多いです。

 

 

あとは耳の上から後ろにかけても同様に。

 

 

少し緩めておくと、ずいぶん頭と目がすっきりします。

 

 

百会

 

 

 

 

神門(しんもん):心を安定させ、落ち着きを取り戻す場所。

 

 

最近、神門の紹介が多い気がします。

 

 

皆さん心身共に疲労しているということですね。

 

神門

 

 

 

太衝(たいしょう):肝の気を巡らせ、ストレスで凝り固まった思考をほぐす。

 

 

思考もそうですが、ガチガチに固まった身体の緊張もほぐれます。

 

 

そしてそんな方は、押すとめちゃくちゃ痛いです。

 

 

太衝

 

 

 

 

太谿(たいけい):腎を補い、集中力や記憶力の土台を強める。

 

 

腎に負担がかかっている方は、太谿の辺りがポコッと膨らんでいる事があります。

 

 

優しく圧迫すると、徐々に柔らかくなります。そして痛いです。

 

 

 

 

これらのツボを組み合わせることで、頭の中がスッキリして発想力も高まります。

 

 

 

 


 

 

 

◆日常でできる「脳の筋トレ+養生法」

 

 

いきなり何かをしたから脳疲労がすっきり!なんてことはありませんが、できれば続けてほしい習慣があります。

 

 

どれもそんなに難しいものではないので、ぜひ取り組んでみていただきたいです。

 

 

 

 

 

■噛む回数を増やす → 脳への血流が増え、思考がクリアに。

 

 

よく噛むことでリラックス効果もあり。

 

 

 

 

 

 

 

■深呼吸を習慣にする → 肝の気の巡りを助け、脳への酸素供給を改善。

 

 

あくまでゆっくりと呼吸をすること、大きく息をするのではない。

 

 

 

 

 

 

 

■早寝早起きで腎を守る → 特に23時〜1時は脳と肝のゴールデンタイム。

 

 

出来るだけ夜中は寝ている状態にしておくこと。

 

 

遅くまで起きていると、脳の働いている時間がどんどん長くなり、情報処理能力が著しく落ちます。

 

 

 

 

 

 

 

■ウォーキングや軽い運動 → 全身の血流を促し、ブレインフィットネス効果も。

 

 

ずっと座っての事務仕事だと、骨盤の中がうっ血して首肩こり目疲れが起きる。

 

 

その結果、脳に血液がめぐりにくくなるので、脳の疲れがが取れなくなる。

 

 

 

 

 

見ていただくとわかると思いますが、何も特別なことはなく、規則正しい生活を心がけるだけで概ね達成できます。

 

 

 

 


 

 

 

◆まとめ

 

 

 

「脳の筋トレ=ブレインフィットネス」は新しい流行語ですが、東洋医学的に見ると古来から大切にされてきた「心・肝・腎を整える」ことそのもの。

 

 

実は何も新しい事はありません。

 

 

集中力や記憶力の低下を「年齢のせい」と諦めず、体の内側から整えることで脳はまだまだ元気に働いてくれます。

 

 

律神経や免疫の問題、体質改善などは鍼灸治療の得意分野です!

 

 

秋に向けて生活をリセットするこの時期、ぜひ“脳の養生”も取り入れてみてください

 

 

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

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