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春のめまいは自律神経の乱れ?東洋医学で紐解く「肝」の養生と根本改善ガイド

はじめに:春先に「クラッ」とくる、その正体とは?

 

 

 

皆さんこんにちは!

 

 

北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピで、

 

 

自律神経や目の不調、そして体質改善をサポートしている鍼灸師の岡崎です。

 

 

日差しが暖かくなり、公園の桜が待ち遠しい季節になりましたね。

 

 

もう万博公園では桜が咲いているとかなんとか…

 

 

 

 

 

しかし、この華やかな季節の裏側で、

 

 

 

「なんだか頭がふわふわする」

 

「急に立ち上がると目の前が暗くなる」

 

「耳の奥がつまった感じがする」

 

 

 

といった「春のめまい」に悩まされる方が急増します。

 

 

 

 

 

病院で検査をしても「異常なし」と言われたり、

 

 

「自律神経の乱れですね」と片付けられてしまったり……。

 

 

育児に家事、仕事にと忙しい毎日を送る中で、

 

 

この得体の知れない不調は本当に不安なものです。

 

 

 

 

 

東洋医学では、この春のめまいには明確な理由があると考えています。

 

 

今回は、2000年以上の歴史を持つ知恵を借りて、春の不調を根本から見直し、

 

 

薬に頼らず心穏やかに過ごすための養生について詳しくお話ししていきます。

 

 

 

 


 

 

 

東洋医学で紐解く「春」と「肝」の密接な関係

 

 

 

春は「木」がのびのびと育つ季節

 

 

 

東洋医学の基礎となる「五行説」では、自然界のすべてを5つの要素に分類します。

 

 

春は「木(もく)」の季節です。

 

 

冬の間に土の中でじっとエネルギーを蓄えていた植物が、

 

 

芽を出し、上へ外へと枝葉を広げていく時期。

 

 

私たち人体も自然の一部ですから、体内のエネルギー(気)も同じように

 

 

上昇・発散しようとする性質を持っています。

 

 

 

 

 

気が昇りすぎる「肝陽上亢(かんようじょうこう)」

 

 

 

この「気」の巡りをスムーズにコントロールしている司令塔が、五臓のうちの「肝」です。

 

 

肝は、自律神経の働きや情緒の安定、血の貯蔵を司っています。

 

 

しかし、春の激しい寒暖差や、年度替わりの環境変化によるストレスは、この「肝」を直撃します。

 

 

 

 

 

肝がオーバーヒートすると、気のコントロールが効かなくなり、

 

 

本来全身を巡るべきエネルギーが頭の方へ一気に突き抜けてしまいます。

 

 

これを東洋医学では「肝陽上亢(かんようじょうこう)」と呼びます。

 

 

頭に血や気が上りっぱなしになることで、

 

 

めまい、のぼせ、イライラ、耳鳴りといった症状が引き起こされるのです。

 

 

 

 


 

 

 

あなたのめまいはどのタイプ?体質別の特徴

 

 

 

西洋医学的には同じ「めまい」でも、

 

 

東洋医学ではその人の体質・症状の出方によってアプローチが異なります。

 

 

ご自身の状態と照らし合わせてみてください。

 

 

 

 

 

① ストレス直撃タイプ

 

 

 

気が頭に昇りすぎて、まさに「頭に血が上っている」状態です。

 

 

このめまいのタイプの特徴は、症状が激しい事が多いということです。

 

 

その他にも、顔が赤っぽい、目が充血する、口が苦い、イライラしやすい、便秘気味といった状態になる事があります。

 

 

 

 

 

主な原因は、 過度なストレスや怒り。

 

 

適度な発散がなされないと、この時期は症状が悪化して

 

 

辛い春を過ごすことになります。

 

 

 

 

 

 

② 血が足りないタイプ

 

 

頭を滋養するための「血(栄養)」が不足している状態です。

 

 

このタイプのめまいの特徴は、立ちくらみが中心でそこまで激しいものではないということです。

 

 

見分け方は、顔色が白い、目が疲れやすい、爪が割れやすい、生理不順や経血量の減少、不安感。

 

 

何となく、誰が見てもしんどそうな見た目になっています。

 

 

 

 

 

主な原因は、産後の肥立ち悪い中ですぐに日常に復帰した(しないといけない状況の方、頭が下がります)、

 

 

過労、偏食、寝不足などの血液消費が激しいことにあります。

 

 

 

 

 

 

③ 水が溜まっているタイプ

 

 

 

体内の余分な水分が頭の巡りを邪魔している状態です。

 

 

このタイプの特徴は、頭が重い(重だるいめまい)、この重いというのがキーワードです。

 

 

その他は、吐き気を伴う、体がむくみやすい、天気が悪い日に悪化すると言ったところです。

 

 

 

 

 

春というよりは、梅雨の時期や天気が悪い時に症状が出やすいかもしれません。

 

 

そしてその原因になるのが、胃腸の弱り、甘いものや脂っこいものの摂りすぎです。

 

 

 

 

 

※東洋医学には相性・相克という各五行の力関係があります。

 

 

複雑な話なので詳しくは割愛しますが、

 

 

胃腸が弱ると木に所属する肝の働きが強くなりすぎてしまうというのが今回のパターンのカギです。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

「肝」をなだめて自律神経を整える生活習慣

 

 

 

春のめまいを改善するには、司令塔である「肝」をいかにリラックスさせるかが鍵となります。

 

 

 

「目」を休めることが最大の養生

 

 

 

東洋医学には「肝は目に開竅(かいきょう)する」という言葉があります。

 

 

肝の関連器官は目なので、目を酷使することは肝のエネルギーを激しく消耗します。

 

 

 

 

 

特に夜のスマホは、ブルーライトの刺激だけでなく、

 

 

情報を処理するために気を頭に集中させてしまうため、

 

 

めまいを悪化させる最大の要因になり得ます。

 

 

夜21時以降はスマホを置き、目を閉じて休める習慣をつけましょう。

 

 

 

 

 

23時までに眠りにつく

 

 

 

「肝」が最も活発に働き、血を浄化・蓄える時間は、深夜の1時から3時と言われています。

 

 

その前段階である23時には布団に入っているのが理想的です。

 

 

特に血不足(肝血虚)を感じている方は、睡眠こそが最高の特効薬になります。

 

 

寝不足は、ますます血液の消耗を早めます。

 

 

 

 

 

髪をとかし、首の緊張をとる

 

 

頭に気が昇っているときは、頭皮がガチガチに硬くなっています。

 

 

ブラッシングを丁寧に行ったり、指先で頭皮を優しくマッサージしたりすることで、

 

 

滞った気が分散され、スッと楽になることがあります。

 

 

 

 


 

 

 

薬膳の知恵:春のめまいを防ぐ食事

 

 

 

「医食同源」の考え方に基づき、日々の食事で「肝」をサポートしましょう。

 

 

ちょっとした意識で体調は変化します。

 

 

 

 

 

香りの野菜で気を流す

 

 

 

セロリ、春菊、パセリ、三つ葉、ミントなど。

 

 

これら香りの強い食材は、滞った気の巡りをスムーズにしてくれます。

 

 

イライラしやすい時や、頭が重い時に特におすすめです。

 

 

 

 

 

酸味で気を引き締める

 

レモン、梅干し、お酢。

 

 

酸味には、上昇しすぎた気をキュッと引き締めて下に降ろす働きがあります。

 

 

ただし、各季節に対応する味覚は摂り過ぎると悪影響になることもあります。

 

 

何事もほどほどに、取り過ぎ注意です。

 

 

 

 

 

赤い食材で血を補う

 

 

クコの実、なつめ、レバー、カツオ。

 

 

血不足による立ちくらみがある方は、これらを積極的に取り入れましょう。

 

 

特に、月経の度に出血が多い方や、目の疲れが取れない方は

 

 

検討してみてもいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

控えたいもの

 

 

当然、よいものもあれば悪いものもあります。

 

 

タイミングを間違えるとますます悪化することもあります。

 

 

 

 

 

控えるべきは、激辛料理やアルコールの過剰摂取。

 

 

これらは体内に「熱」を生み、さらに気を上昇させてめまいを誘発します。

 

 

そもそも、無性にこれらを食べ飲みしたくなる時は、

 

 

既に身体の状態がおかしいので、養生の方に気を回しましょう。

 

 

 

 


 

 

 

自宅でできる「めまい対策」のツボ

 

 

 

恐らく皆さんが一番知りたいのはこの内容ではないでしょうか(笑)

 

 

以下のツボを忙しい育児や仕事の合間に、

 

 

深呼吸しながら3〜5秒、ゆっくり押してみてください。

 

 

 

 

 

太衝(たいしょう)

 

太衝

 

 

足の親指と人差し指の骨が交差する手前のくぼみにあります。

 

 

肝の機能を整える最重要ポイントです。

 

 

軽く押さえても痛い方が多いです。

 

 

 

 

 

内関(ないかん)

 

 

 

手首の内側のしわから指3本分肘寄りの、2本の筋の間にあります。

 

 

乗り物酔いや、めまいからくる吐き気に効果的です。

 

 

みぞおちの硬さなども緩和されやすくなります。

 

 

 

 

 

風池(ふうち)

 

 

後頭部の髪の生え際、首の太い筋肉の外側のくぼみにあります。

 

 

頭の血流を改善し、眼精疲労も和らげます。

 

 

今の時期、花粉症で目や鼻の調子が悪い方も、

 

 

この辺りにコリが見受けられます。

 

 

 

 

 

まだまだ対処すべきツボは多いですが、

 

 

まずはこの3つのツボに触れてみて下さいね!

 

 

 

 


 

 

 

鍼灸治療ができること

 

 

 

今回もいろんな方向からめまいに対しての情報を書きましたが、

 

 

もしセルフケアだけで改善が見られない場合は、

 

 

体内のバランスが自分一人では整えられないほど乱れている可能性があります。

 

 

 

 

 

当院の鍼灸治療では、単に症状が出ている場所だけでなく、

 

 

全身の「気・血・水」の状態を確認しながら施術を進めていきます。

 

 

 

 

 

例えば、めまいが起きている頭ではなく、あえて足元に鍼を打つことがあります。

 

 

これは、上に偏ったエネルギーを下に引き戻すためです。

 

 

また、美容鍼灸を希望される方でも、ベースとなる体調(未病の状態)が整っていなければ、

 

 

本当の美しさは現れません。

 

 

 

 

 

当院に通われている方であれば、足の状態が良くなれば顔の状態も良くなりますよ

 

 

というフレーズをよく耳にしていると思います。

 

 

それらを包括している自律神経を整えることは、

 

 

健康と美容の両面において土台となるのです。

 

 

 

 


 

 

 

おわりに:心穏やかな春を過ごすために

 

 

 

春のめまいは、あなたの体が

 

 

「このままじゃまずい、少しペースを落として」

 

 

と教えてくれているサインです。

 

 

家族のために、仕事のためにと頑張りすぎてしまう優しいあなただからこそ、

 

 

この季節は少し余裕を持てるような工夫が必要です。

 

 

 

 

 

鍼灸治療は、固まった体を緩め、呼吸を深くし、自律神経を整えるのが大の得意分野です!

 

 

もしあなたが毎日「あれもこれもやらなきゃ」と焦っているなら、

 

 

一度深く呼吸をして、足の裏が地面についている感覚に集中してみてください。

 

 

それだけでも、昇りすぎた気は落ち着き始めます。

 

 

 

 

 

千里中央の「鍼灸整骨院セラピ」では、東洋医学のプロとして、

 

 

あなたが薬に頼らず、体質から根本的に改善していけるよう寄り添います。

 

 

心穏やかに子育てを楽しみ、仕事で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、お手伝いさせてくださいね

 

 

何か気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね!

 

 

 

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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