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夜中の筋肉のひきつり、原因は…?東洋医学で紐解くなんとなく重だるい体からのサイン

みなさん、こんにちは!

 

 

北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピで、

 

 

自律神経や目の不調、そして体質改善をサポートしている鍼灸師の岡崎です。

 

 

7月に入り、連続した台風を乗り越えたら、

 

 

これからはどんどん気温が高くなっていきますね。

 

 

冷房の効いた室内と外気の激しい温度差、あるいは寝苦しい夜……。

 

 

この時期、当院に足を運ばれる皆さんから、このようなお悩みをよく伺います。

 

 

 

「夜中に突然、足が激しくひきつって激痛で目が覚める」

 

「最近、まぶたや手足の筋肉がピクピクと波打つように動く」

 

「病院の検査では異常なしと言われたけれど、常に体が重だるくて頭の芯が休まらない」

 

 

 

 

水分が足りないのかな?と思って枕元にボトルを置いて寝たり、

 

 

マッサージをしてみたりしても、なかなか変わらないそのひきつり。

 

 

実は、単なる脱水や筋肉の疲労だけが原因ではないかもしれません。

 

 

 

 

 

東洋医学では、こうした筋肉のひきつりやこわばりのことを

 

 

「拘急(こうきゅう)」や「筋攣(きんれん)」と呼び、

 

 

体内のエネルギーの乱れや、病気になる手前のサインである未病として捉えます。

 

 

 

 

 

今回は、あなたが自覚している「なんとなくしんどい」という感覚の裏に隠された、

 

 

筋肉がひきつる5つの原因と、その対策について詳しくお話ししていきますね。

 

 

 

 


 

 

 

なぜ筋肉がひきつるのか?東洋医学と西洋医学の視点

 

 

日常のストレスや気候の変化に敏感な方の体は、

 

 

自分が思っている以上に繊細に周囲の環境を察知しています。

 

 

 

 

 

西洋医学、特に自律神経の新しい考え方である「ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)」の視点で見ると、

 

 

過度な暑さや冷房による冷え、日々パソコンに向かうストレスは、

 

 

私たちの神経系を「戦うか逃げるか」の交感神経優位な状態(過覚醒)

 

 

あるいは「凍りつき」の重だるい状態へと引きずり込みます。

 

 

神経が過敏に緊張することで、筋肉のトーン(緊張度)が異常に高まり、

 

 

ひきつりやすくなるのです。

 

 

 

 

 

これを東洋医学では、筋肉を滋養する

 

 

「気(エネルギー)」「血(血液・栄養)」「水(体液)」の巡りの悪さや、

 

 

五臓の「肝」の疲弊として読み解いていきます。

 

 

あなたのひきつりや重だるさは、どのタイプに当てはまるでしょうか?

 

 

 

 


 

 

 

【タイプ別】ひきつりと重だるさの原因

 

 

 

エアコンの風が引き金に:「風寒(ふうかん)」タイプ

 

 

冷房の風が直接当たったり、寝冷えしたりすることで、

 

 

寒さの邪気が体に侵入した状態です。

 

 

主なサイン:首から背中にかけてのこわばり、四肢のひきつり、風に当たるとゾクゾクする、頭痛、汗が出ない。

 

 

 

 

 

いわゆる風邪の引き始めのような緊張感が体に走ります。

 

 

今の時期、フィスや在宅ワーク中にエアコンの冷風が首元に当たり続けていると、

 

 

この状態に陥りやすいです。

 

 

漢方では葛根湯などが筋肉のこわばりを緩めるのに使われる状態です。

 

 

 

 

 

自分でできるケア:なんといっても首元や足首を冷風から守ること。

 

 

シャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯でいいので湯船に浸かり、

 

 

皮膚の緊張を緩めてあげましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

重だるさと冷えが同居する:「寒湿(かんしつ)」タイプ

 

 

体に余分な水分(湿邪)が溜まり、

 

 

さらにそこに冷え(寒邪)が加わった状態です。

 

 

主なサイン:四肢が重だるくて痛む、頭が締め付けられるように重い、手足の冷え、食欲不振、顔がむくむ。

 

 

 

 

 

東洋医学において、寒さには「収斂(しゅうれん)作用」という、ものをギュッと縮こまらせる性質があります。

 

 

ただでさえ体内の湿気によって筋肉の動きが鈍くなっているところに、

 

 

冷えによって筋肉が猛烈な勢いで収縮するため、

 

 

強いひきつりが起こりやすくなります。

 

 

 

自分でできるケア: このタイプは、体の中に溜まった「重たくて冷たい水分」を、

 

 

温めて動かし、追い出すことが必要です。

 

 

まずは、とにかく体を冷やさないこと。

 

 

冷房対策としてレッグウォーマーや腹巻を活用し、

 

 

特に足元と内臓を冷えから守りましょう。

 

 

お腹が冷えると、体の中の水はますます動かなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

食事では、生姜やネギ、シナモン、大葉、山椒など、

 

 

体を内側から温めて水分代謝を巡らせる薬味やスパイスを意識して取り入れてみてください。

 

 

飲み物も常温以上の温かいもの(白湯や生姜紅茶など)にし、

 

 

胃腸を温めることを心がけましょう。

 

 

また、余分な湿気を体の外へ追い出すために、

 

 

湯船にゆっくりと浸かって「じんわり汗をかくこと」を毎日の習慣にしてみてくださいね。

 

 

少し体が軽くなるのを実感できるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

夏の湿気と熱がこもる:「湿熱(しつねつ)」タイプ

 

 

体の中の水分が停滞してドロドロになり、

 

 

それが熱を帯びて筋肉の働きを邪魔している状態です。

 

 

主なサイン:体の熱感、手足のほてり、頭や四肢が重だるい、胸苦しさ、尿が濃い、悪心。

 

 

 

 

 

先ほどの寒湿とは対照的に、こちらは熱の症状が前面に出ます。

 

 

湿気の影響を強く受けるため、もれなく胃腸の不調や、

 

 

言語化しにくい泥のようなだるさがついてくるのが特徴です。

 

 

 

 

 

※注意したい生活習慣(寒湿・湿熱共通)

 

 

体のなかに余分な水分を溜め込む最大の原因は、

 

 

冷たい飲み物や甘いもの、小麦製品の摂り過ぎです。

 

 

暑いからとアイスや甘いジュースを日常的に口にしていると、

 

 

胃腸が弱り、筋肉のひきつりを悪化させる原因になります。

 

 

 

 

 

自分でできるケア:このタイプは、体の中に「余分な水分」と「こもった熱」が

 

 

混ざり合って停滞しているので、これらを優しく外に逃がしてあげることが大切です。

 

 

まずは食事から。

 

 

キュウリやトマト、冬瓜、スイカといった水分代謝を促しながら熱を冷ます夏野菜や、

 

 

湿気を取り除くハトムギ(はと麦茶など)を積極的に摂りましょう。

 

 

 

 

また、余分な湿気を出すために、じんわりと汗をかく程度の軽いウォーキングや、

 

 

ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるのがおすすめです。

 

 

ただし、サウナなどで無理に大量の汗をかくと体に熱がこもりやすくなるので気をつけてくださいね。

 

 

もちろん、熱をさらに生んでしまう油っこいものや辛いスパイス、

 

 

アルコールは少しの間お休みしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 深い疲労と熱が巡る:「熱盛傷陰(ねつせいしょういん)」タイプ

 

 

強い熱によって、体に必要な潤い(陰液)が完全に消耗されてしまった状態です。

 

 

主なサイン:強い頭のふらつき、頸部の強いこわばり、手足のピクピクとしたけいれん、便秘、喉の激しい渇き。

 

 

 

 

 

インフルエンザなどの高熱を出した後の状態に近いですが、

 

 

現代の働く女性においては、過度の精神的・肉体的疲労がきっかけで自律神経が暴走し、

 

 

体力を激しく消耗した際にもこの状態がみられます。

 

 

 

 

 

自分でできるケア:この状態になっている方は、水分補給はもちろんのこと、

 

 

とにかくすべてのタスクを止めて、脳と体を休める環境を作ることが最優先です。

 

 

 

 

 

 

 

パソコン仕事やスマホ疲れが直結:「肝血虚(かんけっきょ)」タイプ

 

 

30代から50代の在宅ワーカーやデスクワーク中心の女性に、もっとも頻発するのがこのタイプです。

 

 

主なサイン:目の霞み・眼精疲労、頭のふらつき、耳鳴り、爪がもろい、皮膚のしびれ、筋肉がピクピク動く、夜中の足のつり。

 

 

 

 

 

東洋医学において、「肝」は自律神経のコントロールを担うと同時に、

 

 

体内の血(けつ:栄養と潤い)を蓄え、

 

 

筋肉をスムーズに動かす役割を持っています。

 

 

 

 

 

しかし、液晶画面を凝視する目の酷使や、

 

 

日々締め切りに追われる精神的ストレスは、

 

 

この血を凄まじい勢いで消耗します。

 

 

さらに運動不足が重なると、血行不良に拍車がかかります。

 

 

 

 

 

筋肉に十分な栄養と潤いが届かなくなった結果、

 

 

防衛反応として筋肉が引きつったり、

 

 

ピクピクと痙攣したりするのです。

 

 

これは一朝一夕ではなく、慢性的な経過をたどることがほとんどです。

 

 

 

 

 

自分でできるケア: 何よりも「血を無駄遣いしないこと」と「血をしっかり補うこと」が最優先です。

 

 

東洋医学では「目は血をいちばん消耗する場所」と考えます。

 

 

まずは、夜遅くのスマホやパソコンの画面を見るのをやめて、

 

 

目を休めるデジタルデトックスの時間を意識して作りましょう。

 

 

 

 

 

ホットアイマスクや温かい蒸しタオルで、

 

 

目の周りを温めて血流を良くしてあげるのも効果的です。

 

 

そして、血は寝ている間に作られて「肝」に蓄えられます。

 

 

できれば23時には眠るようにして、

 

 

体を横にして休める習慣をつけてみてください。

 

 

 

 

 

食事では、クコの実、ナツメ、ほうれん草、人参、黒ゴマ、カツオやレバーといった

 

 

「赤や黒の食材」が、血を補う心強い味方になってくれますよ。

 

 

 

 


 

 

 

鍼灸治療で自分の内側と対話する時間を

 

 

これまでご紹介したすべてのタイプにおいて、

 

 

特に慢性的な「肝血虚タイプ」や、自律神経の乱れからくる筋肉のひきつりには、

 

 

鍼灸治療が非常に高い効果を発揮します。(もちろんそれ以外にも効果はあります)

 

 

 

 

 

当院の鍼灸治療は、単に硬くなった筋肉をほぐして終わりという物理的な修理ではありません。

 

 

脈診や舌診を通じて、あなたの体の中で「気・血・水」がどのように滞っているのか、

 

 

自律神経がどのような緊張状態にあるのかを丁寧に可視化します。

 

 

そして、エネルギーの質と量を根本から整え、あなた自身の生命力の底上げを行います。

 

 

 

 

 

静かな落ち着いた空間で、心地よい鍼の響きやお灸の温かさを感じていただく時間は、

 

 

交感神経の緊張を解きほぐし、自分の内側と対話して気を調律する時間へと変わるはずです。

 

 

 

 


 

 

 

まとめ:不調の波を乗りこえるために

 

 

ひきつりという一つの症状をとっても、

 

 

エアコンによる冷えなのか、自律神経の消耗による血虚なのか、

 

 

原因が違えばアプローチは全く異なります。

 

 

 

 

 

病院の検査で異常がないからと、

 

 

その場しのぎの市販薬やマッサージで誤魔化し続ける必要はありません。

 

 

それは、あなたの体がこれ以上無理をしないでと発している大切なサインです。

 

 

不調の原因を正しく知り、自分の体質に合ったケアを重ねることで、

 

 

いつ来るかわからない足のつりの恐怖から解放され、

 

 

調子が良い状態を当たり前にしていくことができます。

 

 

 

 

 

鍼灸治療は、固まった体を緩め、呼吸を深くし、自律神経を整えるのが大の得意分野です!

 

 

言語化しにくいそのなんとなくのしんどさ、ぜひ一度私に聞かせてくださいね。

 

 

あなたの体が本来持っている健やかさを、一緒に取り戻していきましょう。

 

 

 

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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