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病院で「異常なし」のめまい・頭重感・自律神経の乱れ…原因は「目の動き」にあった?

みなさん、こんにちは!

 

 

北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピで、

 

 

自律神経や目の不調、そして体質改善をサポートしている鍼灸師の岡崎です。

 

 

 

 

 

いよいよ明日から9月です。

 

 

これから暑さが穏やかになってくれると信じていますが、果たしてどうなる事やら…

 

 

今年の夏は暑さにやられて、疲労感を訴える方が多かったですが、

 

 

それ以外にも、太陽光による目の疲労を起こしている方も多かったです。

 

 

 

 

 

普段から画面を見たりしてあまり目の動きが良くない状態の方は、

 

 

とても疲れやすくなっています。

 

 

そこで今回は、目の動きを細かく分けて解説していこうと思います。

 

 

 

 


 

 

 

あなたの目はきちんと動いていますか?

 

 

病院の検査では「どこも悪くないですね」「異常はありません」と言われたけれど、

 

 

なんだか毎日体が重だるい、頭の奥がズーンと重い、理由のないめまいや気分の波がある……。

 

 

そんな「自分でも上手く説明できない体の違和感」を抱えていませんか?

 

 

実は、そのなかなか取れない不調の陰に

 

 

「眼球運動(目を動かす機能)の乱れ」が隠れていることがとても多いんです。

 

 

 

 

 

「えっ、目の動きがめまいや自律神経に関係あるの?」と思われるかもしれませんよね。

 

 

でも実は、私たちが無意識に行っている

 

 

「目の動き」と「脳・自律神経・内臓」は、

 

 

切り離せないほど深くつながっているんです。

 

 

(脳と直接神経でつながっている目は、外界から確認できる脳とも考えられています)

 

 

 

 

 

今回は、目の動きの中でも「4つの眼球運動」をひとつづつ紐解きながら、

 

 

それがどのように全身の不調へ繋がるのか、

 

 

そして自宅で今日からできる東洋医学的なセルフケアまでじっくり解説していきますね!

 

 

 

 


 

 

 

そもそも「目を動かす」ってどういうこと? ~4つの眼球運動~

 

 

私たちは普段、まるで高性能なカメラのレンズを勝手に調整するように、

 

 

無意識に目を動かしています。

 

 

この「目の動き」には大きく分けて4つの種類があって、

 

 

それぞれが素晴らしいチームワークで働いてくれているんです。

 

 

まずはその役割を、日常のシーンに当てはめて見ていきましょう!

 

 

 

 

 

前庭動眼反射(VOR)〜手ブレ補正機能〜

 

 

普段何気なく物をみながら活動していると思いますが、

 

 

なんで視界がぶれないんだろうと不思議に思ったことはありませんか?

 

 

歩いたり走ったりしながら街の看板を見たり、

 

 

首を振りながら1点をじーっと見つめたりするときに働いているのが、

 

 

この「前庭動眼反射」です。

 

 

 

 

 

頭が右に動いたとき、目は自動的に「左」へと反対方向に動く仕組みになっています。

 

 

これがあるおかげで、私たちが移動しても世界がグラグラ揺れずに見えているんですよ。

 

 

まさに強力な「手ブレ補正カメラ」ですね!

 

 

 

 

 

 

 

衝動性眼球運動(サッケード)〜瞬間移動ピント合わせ〜

 

 

本やスマホの文章を読むときに次の行へパッと視線を飛ばしたり、

 

 

道を歩いていて人の顔へ視線を動かしたりするときに使うのがこの運動です。

 

 

見たい目標物に向かって、一瞬で目を跳ねるように移動させる、

 

 

人間の体の中で「最も速い目の動き」と言われています。

 

 

 

この動きを実際にやってもらうと、

 

 

大概の方が動きがゆっくり動くか、反応速度が遅いです。

 

 

いかに画面の一点ばかりを見ているかよくわかりますよね。

 

 

 

 

 

 

 

追跡眼球運動(スムーズ・パースート)〜滑らか自動追尾モード〜

 

 

飛んでくるボールをじっと追いかけたり、

 

 

走り去る電車や車を滑らかに追いかけ続ける動きが「追跡眼球運動」です。

 

 

動くものを視界の中心にとらえ続けるための、追尾機能ですね。

 

 

 

 

この動きは比較的皆さんできているのですが、

 

 

一定数の方は、目だけでなく顔も動いたりして、

 

 

少し動きが悪い傾向にあります。

 

 

 

 

 

 

 

輻輳(ふくそう)・開散運動 〜ズーム&引くレンズの奥行き調整〜

 

 

手元のスマホを見るときは両目を内側に寄せ(寄り目=輻輳)、

 

 

ふと遠くの時計を見るときは両目を外側に開く(開散)。

 

 

見たい対象の「奥行き(距離感)」に合わせて、両目の位置を調整する機能です。

 

 

 

近年は近くばかりを見る事が多いので、

 

 

遠くの方にピントを合わせたり、また近くを見る時の微調整が

 

 

出来なくなっている方が増えています。

 

 

 

 

 

このように、主要な目の動きにはいろいろ種類があります。

 

 

 

 


 

 

 

目の動きが乱れると、なぜ全身の不調(未病)になるの?

 

 

先の項目で、「なるほど、目ってそんな風に動いているんだな」と思っていただけたでしょうか?

 

 

そう思っていただいたところで、ここからが本題です!

 

 

この4つの動きがスムーズにいかなくなると、

 

 

私たちの体には一体どんな不調が起きてしまうのでしょうか。

 

 

 

 

 

実は、目を動かす神経(動眼神経など)や耳の奥にあるセンサー(三半規管)は、

 

 

脳幹という「自律神経のコントロールセンター」のすぐ目と鼻の先にあります。

 

 

さらに、自律神経の中でも「人と関わって安心感を得る」「リラックスする」ための神経(腹側迷走神経系)は、

 

 

目を動かす神経や顔の表情筋と大きなチームを作っているんです。

 

 

 

 

 

このことが何を意味するかというと、

 

 

目の動きがスムーズにいかなくなると、

 

 

脳は「視界がブレている!危険だ!」と誤解してしまい、

 

 

自律神経のバランスが一気に崩れてしまうのです。

 

 

ではここで、それぞれの動きが低下したときに起こる、

 

 

具体的な身体のサインを見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

手ブレ補正が切れると「めまい・頭重感・吐き気」へ

 

 

 

前庭動眼反射の機能が落ちると、

 

 

頭を動かすたびに視界が微小に揺れてしまいます。

 

 

すると、手ブレ補正の切れた動画をずっと見せられているような状態になるので、

 

 

脳は絶えず船酔いのようなストレスを受けます。

 

 

これが「原因不明のめまい」や「フワフワ感」「気持ち悪さ」の正体です。

 

 

 

 

 

東洋医学では、耳の奥(三半規管)やめまいの問題は「水」の巡りの悪さ(水滞)や、

 

 

生命力の根源である「腎」の弱りと深く関係していると考えます。

 

 

頭に余分な水分が溜まることで、

 

 

雨の日や天気の変わり目に「頭が重だるい」「ぐるぐる・フワフワめまいがする」という

 

 

気象病の症状になりやすいのです。

 

 

 

 

 

 

 

ピントが合わせられなくなると「ガチガチの首コリ・脳疲労」へ

 

 

 

サッケード(瞬間移動)が上手くできなくなると、

 

 

人はどうするかというと……

 

 

無意識に「首ごと頭を動かして」ものを見ようとし始めます。

 

 

 

 

 

目の代わりに首をパッパッと振ることになるため、

 

 

後頭部の根元にある小さな筋肉群(後頭下筋群)に猛烈な負担がかかり、

 

 

頑固な首コリを引き起こします

 

 

 

 

 

後頭部は東洋医学の経絡(気の通り道)でも自律神経と深く関わる重要なポイント。

 

 

ここが固まると脳への気血(エネルギーと血液)の巡りが滞り、

 

 

「脳が常にオーバーヒートしているような感覚(ブレインフォグ)」や、

 

 

夜寝付けない、イライラするといった不調に直結します。

 

 

 

 

 

 

 

滑らかに追えないと「緊張が抜けない・気分のムラ」へ

 

 

 

動くものを滑らかに追いかけられないと、

 

 

視線がコマ送りのようになってしまい、

 

 

脳は常に緊張状態を強いられます。

 

 

 

 

 

ポリヴェーガル理論の視点から見ると、

 

 

周囲を滑らかに見渡して「ここは安全だな」と確認する機能が上手く働かないため、

 

 

身体は「常に警戒モード(交感神経の過緊張)」に固定されてしまいます。

 

 

 

 

 

「しっかり休んでいるつもりなのに疲れが取れない」

 

 

「理由もなく気分が落ち込んだり、不安の波が寄せてくる」という方は、

 

 

目がずっと緊張モードのままオフになっていないのかもしれません。

 

 

その目の緊張を作り出す主要な原因が、

 

 

「スマホやパソコンの画面を見る頻度が多い」ということになります。

 

 

 

 

 

 

 

奥行きが掴めないと「慢性的な眼精疲労・お腹の張りや胃腸の不調」へ

 

 

 

ピントのズームイン・ズームアウト(輻輳・開散)が下手になると、

 

 

近くのものを見たときに焦点がぼやけたり、

 

 

モノが二重に見えたりして、目の奥に激痛や重だるさが走ります。

 

 

 

 

 

東洋医学には「目は肝の開竅(かいきょう=穴)」という言葉があります。

 

 

目は「肝」に蓄えられた血を栄養にして働いているため、

 

 

目を酷使すると「肝の血」がどんどん消耗してしまうのです。

 

 

 

 

 

「肝」のエネルギーが乱れると、自律神経を介してすぐ隣にある

 

 

「脾胃(消化器系・お腹)」の働きを攻撃して抑え込んでしまいます。

 

 

その結果、目を使えば使うほど、

 

 

胃の不快感、お腹の張り、便秘や下痢、冷え性といった全身の不調へ波及していってしまうのです。

 

 

 

 


 

 

 

自分の体と対話する!目と自律神経を整える東洋医学的セルフケア

 

 

「病院では異常なしと言われたけれど、

 

 

私のめまいやだるさは、目の動きや自律神経から来ていたのかも……」

 

 

 

 

 

そう気づけただけでも、大きな第一歩です!

 

 

ここからは、その場しのぎの通院で終わらせず、

 

 

自分の体の調子をご自身で上手にコントロールしていくための

 

 

「目と自律神経をリセットするセルフケア」をご紹介しますね。

 

 

 

 

 

どれも簡単なものばかりですので、

 

 

お仕事の合間や夜のリラックスタイムにぜひ試してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

後頭部とお腹を温める「ホット蒸しタオル養生」

 

 

 

目を酷使して「肝の血」を消耗しているときは、

 

 

とにかく温めて気血の巡りを戻してあげることが先決です。

 

 

 

 

 

濡らしたフェイスタオルを電子レンジで軽く温め(火傷には注意してくださいね)、

 

 

次の2つの場所を温めてみましょう。

 

 

 

★ 後頭部の根元(目の筋肉と自律神経のスイッチ)

 

★ おへその下・下腹部(東洋医学でいう「丹田」「腎」の場所)

 

 

 

後頭部を温めることで、首の筋肉がゆるんでサッケードの動きがスムーズになり、

 

 

脳への血流が再開します。

 

 

同時にお腹を温めることで、

 

 

過剰に高ぶっていた交感神経がスーッと落ち着き、

 

 

腹側迷走神経(リラックスの神経)がスイッチオンになりますよ。

 

 

 

 

 

 

 

目と耳の同時アプローチ「耳引っ張り&まばたき運動」

 

 

 

前述したように、目を動かす神経と耳の奥のセンサー(三半規管)、

 

 

そして表情を作る神経は同じチームです。

 

 

耳をほぐすことで、前庭動眼反射や自律神経を同時にゆるめることができます。

 

 

 

 

 

やり方は、

 

 

 

① 両耳の上のほうを指でつまみ、斜め上に向かってやさしく3秒ほど引っ張ります。

 

 

② 次に、耳の中央を真横に、耳たぶを下に向かってそれぞれ優しく引っ張ります。

 

 

③ 耳を引っ張った状態のまま、目を「ギューッと閉じて、パッと開く」というまばたきを5回繰り返します。

 

 

 

 

これを行うだけで、頭の「水」の滞りがスッキリ抜けやすくなり、

 

 

頭重感やフワフワするめまいの予防になります。

 

 

 

 

 

 

 

「親指ズーム」で奥行きピント調整

 

 

 

輻輳・開散運動(寄り目と遠目)をやさしくリハビリするセルフケアです。

 

 

腕をまっすぐ前に伸ばし、親指を立てます。

 

 

自分の爪の生え際をじっと見つめながら、

 

 

肘を曲げて親指を鼻の頭へゆっくり近づけていきます(しっかり寄り目になるまで)。

 

 

限界まで近づけたら、またゆっくりと腕を伸ばして遠ざけます。

 

 

これを息を吐きながら、3〜5回ほど滑らかに行います。

 

 

 

 

 

ポイントは、呼吸を止めずにリラックスして行うこと。

 

 

「目が疲れたな」「スマホを見すぎたな」という時に行うと、

 

 

目の奥の緊張が和らぎ、お腹(脾胃)への負担も軽くなります。

 

 

 

 


 

 

 

自分の体と対話し、「調子が良い状態」を当たり前にしていこう

 

 

「寝れば治っていた30代まで」と違って、年齢や環境の変化とともに、

 

 

私たちの体は少しずつ繊細なケアを求めるようになっていきます。

 

 

でも、それは決して「体が壊れてしまった」ということではありません。

 

 

 

 

「なんだか目が疲れて、首の後ろがガチガチだな」

 

 

「今日は雨が降りそうだから、三半規管や水の巡りが乱れてめまいが出やすいサインだな」

 

 

 

 

そうやって、自分でも上手く説明できなかった体の違和感を、

 

 

東洋医学や身体の仕組みの言葉で紐解いてあげること。

 

 

そして「じゃあ今日は後頭部とお腹を温めて、早く寝ようかな」と

 

 

小さな養生をプレゼントしてあげること。

 

 

そうやってご自身の体と対話し、不調の波を上手に乗りこなせるようになっていくと、

 

 

「調子が良い状態」があなたの当たり前になっていきます。

 

 

 

 

 

病院の検査で異常がないと言われたその不調、

 

 

諦めずにまずは「目の休ませ方」と「体の温め方」から見直してみませんか?

 

 

自律神経由来の不調や、体質の根本改善、眼球運動の動作改善は、

 

 

私たちの鍼灸治療が最も得意とするところです。

 

 

 

 

 

千里中央の当院でも、目の動きや脈、お腹の状態を丁寧に見立てながら、

 

 

あなたの体が本来持っている「自律神経の整う力」を引き出すお手伝いをしています。

 

 

一人で悩まず、いつでも気軽に相談してくださいね。

 

 

 

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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