ぎっくり腰になったとき、
皆さんこんにちは、
今日も元気に診療中です。
阪急千里線 南千里駅直結、ガーデンモール南千里二階の
南千里鍼灸整骨院の川村です。
すっかり冬になりましたね。
季節の変わり目で、体調を崩す方が増えてきています。
最近の当院の傾向では、ここ二週間で急性の腰痛、いわゆるぎっくり腰で
来院される方が激増しました。
新規の方の半分くらいは「ぎっくり腰になった」といって来院される様な感じです。
さて、その中でよく聞くのが、「やってしまった・・・」「あの時もうちょっときをつけていれば・・」
というその時の自分を責めるコメントなんですが、
話を良く聞いてみると、原因は日常生活でごくごく普通に行うようなことであることが多いんです。
(寝返りを打った、子供を抱き上げた、ひどいときはくしゃみをしたなど)
強烈な外力によって負傷した人の方がまれなんですね。
そんな動作を、いちいち細心の注意をはらいつつ、気を付けてできるでしょうか?
僕は無理です。
問題なのは、負傷したその瞬間気を付けていなかったことではなく、
そんな些細な動きすら気を付けないと痛めてしまうような体の状態になっていた、という事なんです。
要は、そんな状態を作った時点で、その時痛めてなくてもいずれ痛めてしまうということですね。
「そういうけども、痛めるまでは何も自覚症状はなかった」
とおっしゃるかもしれませんが、自覚症状がないということと、機能的、解剖学的に
問題がない、ということの間には、結構なギャップがあるのです。
それは他覚的な検査によってわかることもあれば、
「なんかいつもと調子が違うな?」という違和感として意識に上ることもあります。
往々にして、ぎっくり腰を繰り返される方は、
①日常生活のデザインが、ぎっくり腰を起こすようになっている。
②疲労感や、体の違和感などを無視して体を動かす。
③そもそもが頑張り屋。
という傾向のある方が多いように思います。
ぎっくり腰になりやすい方は、その時の自分を責めるのではなく、
ぎっくり腰になるような生活のデザインを見直してみてはいかがでしょうか?
とはいえすでに痛めてしまった方はそんな悠長なことを言っていられないと思いますので、
お早めにご来院ください。
痛めてしまった方も、予防をしたい方も対応させていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は体を痛める下地を作りやすい、日常生活のデザインについて書いていきたいと思います。
南千里鍼灸整骨院
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