不眠をなくすマメ知識 その3 空間について
こんにちは!
すっかり暖かくなり、桜の木も葉っぱばかりになりましたね。
今朝、院の窓を拭いたら、雑巾が花粉で真みどりになりました。
花粉症の人は、症状がひどくなるとそこから体力を消耗し、いろいろなからだの痛みにつながることもあります。
花粉症対策はもちろんですが、そのほかの体の症状も最初は
「あれ?なんかおかしいな」から始まります。
ほとんどの場合「きのせい」ではありませんので、体調の変化への対策はお早めに!
阪急千里線南千里駅直結のショッピングセンター「ガーデンモール南千里」二階で
診療中の、南千里鍼灸整骨院 川村です。
さて、今日はより良い睡眠のためのマメ知識その3「空間」についてです。
空間というと若干物物しいですが、要するに寝る時の環境ですね。
あなたの寝ている空間はいかがでしょうか?
以前、https://www.senri-shinkyuseikotsu.com/?p=425にも書きましたが、
実際問題、なにか習慣を変えたいときに「気を付ける」「意識する」といった事で
改善するのは至難の業です。
(「寝ることを意識する」とその眠りに対するやる気が睡眠を阻害することもあるそうです)
よく眠るためには、よく眠るための環境を自分で作ってしまう。というのが
案外近道だったりします。
ということで空間に関する豆知識、書いていきます。
1、服装
さて、どうでしょうか、どんな服で寝てますか?
運動用のジャージなどで寝ている方は要注意、
人間の脳は案外着ているもので自分のモードを判断します。
運動用のジャージは、あくまで運動用として作られており、皮膚に触れる感じや
保温性などが寝るのに適してないことがあります。
基本的には動きやすい服なら何でもいいのですが、
起きた瞬間着替える間もなく走り出さないといけない方以外は、
寝るときの服装は、専用の寝間着、パジャマを用意することをおすすめします。
2、寝室
さて、寝室のレイアウトはいかがですか?
ちょっと思い浮かべて頂きたいのですが、どんな感じでしょう。
ベッド、布団の上で、いろいろなことができるようになってないですか。
(ちょっと横向くとパソコンに手が届いたり、
布団の上からテレビが見れたり趣味の手作業が枕元に準備されてたりです)
これも要注意です。
人間寝ようとして瞬間的に眠れるものではなく、しばらくの間体を睡眠モードに
変えていく必要があるんですが、
布団の上でいろいろできると、いろいろやってしまいます。
ちょっとこれやってから寝ようかな?が体を覚醒モードに変えてしまいます。
理想を言うと専用の寝室を作るのが一番ですが、
引っ越すわけにもいかないでしょうし、せめてベッドやふとんから手の届くところは
何も置かないようにしてみて下さい。
3、小物
いま何も置かないようにしてくださいといった所で恐縮ですが、
一つだけぜひ用意してほしいものがあります。
それは何か?
目覚まし時計です。
「スマホのアラームがあるから大丈夫」という方、これが結構睡眠不足の原因になるんです。
電波がどうとか、電磁波がこう、という話をしたいわけではなくて
(一説にはこれもあるようですが)
夜、目が覚めた時や寝付けなくて時間が気になったとき
「あれ、今何時かな?」と思っみる画面が、スマホだと
ブルーライトが目を直撃してメラトニンの分泌が低下するだけでなく
誰かからラインが来てたり、
メールマガジンが届いてたり、
アマゾンからおすすめの商品の案内が来てたり
今日は〇〇さんの誕生日です。コメントしよう!とか言われたり、
用事がバンバン入ります。
脳は真面目なので、用事があるとそれを片付けるためのモードに入ります。
出してはいけないやる気によって、目が覚めてしまうんですね。
なので、友達が多い人、忙しい人ほど専用の時計を買って下さい。
ベッドまわりにスマホを置かなければ、ついスマホを見ることはありません。
今日はことさらに長くなってしまいましたが、
まとめると
「睡眠に関するものは専用のものを」
ということです。
色んな事が出来てしまうと、いろんなことをしてしまいます。
寝ると決めたら寝るために
自分なりの寝るためだけの空間をプロデュースしてみて下さい。
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
睡眠関係の記事はもう少し続きます。
「なんぼなんでも長いな」と思われてしまうかもしれませんが、
実際問題、睡眠不足では治るものも治らないことがあります。
もう少しだけ、お付き合いください。
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