塩についてぜひとも知ってほしいこと
こんにちは!
朝、布団の中からでたくないです。
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院 鍼灸師の岡崎です。
今回は趣向を変えて、
皆さんの食卓に馴染みのある、
塩についてのお話をしていこうと思います。
今だと秋刀魚の塩焼きとか美味しいですよね!
塩は脂肪やタンパク質と異なり、
直接体のエネルギーにはなりませんが、
重要な役割を担っています。
体の中では塩素(Cl)とナトリウム(Na)に分かれていて、
体重の60~70%を占める水分である、
血液やリンパ液に約0.9%の割合で溶け込んでいます。
これらの塩は、一定の濃さで血液に溶け込むことで、
体の水分の量を調整する役目を果たしています。
(体内から余分な水を排出したり、食べ物などから引き込んだり)
人間の体にとって水はとても重要で、
適当な水分量が保たれている事で、
栄養の吸収がしっかり出来ます。
また、塩は胃や、腸、肝臓、すい臓が分泌する
消化液の成分となっているのです。
塩素は胃液の胃酸の主成分で(塩酸ですね)、
唾液の中では、ジアスターゼという
消化液の働きを活発にするといった役割をしています。
また、ナトリウムは筋肉を収縮する働きを助ける働きをしています。
なので、脱水などで水分と共にナトリウムが抜けてしまうと
筋肉の伸び縮みに異常が起き、
ひきつりや痙攣が起きてしまいます。
皆さんは普段どのような塩を料理に使っていますか?
普通に見かけるような食卓塩は、ナトリウム以外の
ミネラル(マグネシウムやカリウム、カルシウムなど)を
省いて精製されているので純度が高く、
しょっぱさが強くなります。
皆さんが気になる血圧の上昇にも大いに関与します。
ですが、ミネラルを多く含む
粗塩(天日干しの海水塩)は、味もまろやかで、
血圧の上昇が穏やかです。
またこれからの季節に重要なのが、
塩には体を温める作用があります。
体を冷やす食べ物に一つまみかけるだけで
冷えを中和できたりもします。
(トマト+塩など最たる例かもしれません。)
寒いこれからの季節はおふろに一掴み塩を入れるのもおすすめです。
日本人は海に囲まれた島国の民族なので、
塩は切っても切れない関係です。
(清めの塩もありますよね!)
とかく悪者にされがちな塩ですが、上手に使って、寒さを乗り切りましょう!
寒くなります。手足の冷えやのぼせなどが出てくる季節ですので
くれぐれもお体に気を付けて下さい。
冷えなどへの施術のご用命は直接ご来院頂くか、お電話でも承っております。
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