姿勢の老化防止のために その1
皆さんこんにちは、今日も元気に診療中です。
阪急千里線 南千里駅直結、ガーデンモール南千里2階の
南千里鍼灸整骨院 川村です。
今日で一月も終わりですね、ついこの間
「良いお年を!」なんて言って挨拶していたと思ったら、もうひと月が過ぎてしまいました。
こんな感じで、時間が過ぎていくと、あっという間に年を取ってしまいそうですが、
少しでも過ぎていく年月にあらがうために、
今日からは、「姿勢の老化」を防ぐためのエクササイズを紹介していきたいと思います。
前回ご紹介したように、基本的に「老化」によっての筋力低下は
伸筋(体を伸ばす筋肉)に優先して起こり、そのことによって
筋力低下しにくい屈筋(体を曲げる筋肉)が縮み、伸筋が引き延ばされることでバランスが崩れ、
全体的なバランスが屈曲方向に傾くことがいわゆる「老人の姿勢」の原因になります。
なので、基本的には弱体化しやすい伸筋の方を優先してトレーニングしていくことが
姿勢の老化を防ぐことにつながります。
もちろん体の問題はひとそれぞれ個別にちがうものですので、一概にはいえませんが、
一般論として、知っておいていただければと思います。
ということで、今日は前回紹介した落ちやすい筋肉の1つめ
「上腕三頭筋」のエクササイズからご紹介したいと思います。
上腕三頭筋は二の腕の後ろ側の筋肉ですね。
腕をまっすぐ前にあげて、下側に引っ張られる部分です。
今はあんまり言わないかもしれませんが、「ふりそで」というような呼び方をして
自虐ジョークにすることも多かった部位です。
ここを引き締める、張力を維持することは夏場のノースリーブを着やすくするのみならず、
肩こりなどの症状にも有効です。
では、やり方ですが、今日は一般的なやつを一つだけご紹介します。
まずは、足を前後に開いて、体をやや前傾姿勢にします。
(画像は何も持っていませんが、トレーニングの強度を上げたい場合は、水を入れたペットボトルや、ダンベルなどを使用してください)
で、肘を曲げて、手を後ろに持って行きます。
その状態からまっすぐ肘を伸ばしていきます。
完全に伸びたら、今度は「ゆっくりと」また肘を曲げていきます。
簡単ですね。これをゆっくりと10回程度繰り返してください。
早く筋力を鍛えたい等の理由で、最初から重い重量を使いたくなるのが人情ですが、
あまり無理に重量を上げようとすると、フォームが崩れてきちんと上腕三頭筋に効かなくなりますので、
すでにムキムキボディの方以外は、なにも持たずにフォームと上腕三頭筋が
動いていることを意識しながらやることをおすすめします。
体の各部位を、一つ一つ意識して動かすだけでも、結構姿勢は良くなっていきますよ。
今日も最後まで読んでいただいて有難うございました。
月並みな内容でしたが、月並みもやるとやらないで大違いです。
もっと詳しい話が聞きたい方は、お気軽に当院までお尋ね下さい。
南千里鍼灸整骨院
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