座り姿勢って思ったより色々役割があるんですよ!例えば、こんな…
皆さんこんにちは!
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療が得意な鍼灸師の岡崎です!
明日から4月になり、新年度が始まりますね。
暖かい日も続くようになり、いよいよ春本番といった所でしょうか。
春は出会いと別れの季節とはよく言ったものですが、いろんなご縁がありますよね。
さて今回も前回のブログの続きで、立位・座位・臥位の3つの姿勢について解説していますが、
その中でも特に座位について解説していきます。
※今回も太字・赤字・青字を中心にお読みください。
座位
座位は、椅子に座っていたり、床に足を折り曲げて座っている時を指します。
下半身の働きがあまりない姿勢なので、立位より血液などの循環に力を必要としません。
その結果、内臓の働きに余裕がうまれる、つまり休息の状態になります。
その際、立位の時は下がっている下腹部が、座位の時は上に突き上げられる形になります。
また、臀部が圧迫されて腹部にある臓器が持ち上げられることで、
余裕ができた腹部の血液循環が活発になるので、消化吸収力が上がります。
※ただし、座位の中でも崩れた姿勢でないのが条件です。
身体が丸くなっていると内臓を圧迫して、逆に機能低下を起こします。
なので、食後すぐに立って動くことは、本来消化にまわるべき血液が運動(骨格筋)の方に取られることになります。
更に、立位になると胃腸が下がってしまうので、消化不良を起こしやすくなります。
食べた後にすぐ動かない方がいいというのは、こういう事があるからなんですね。
胸腹部に余裕が生まれれば、脳の活動も良くなります。
座って落ち着いて、下半身に行く力を上半身の方に向けた力になれば、思考力がよく働きます。
ですが、考え事に一番向いているのは実は臥位です。
ひと眠りした後は更によく深い考えが出来ます。
座ってばかりで動きの無い職業の人は、上半身ばかり発達して下半身の力が弱って働きが低下します。
そうすると、下肢の筋力低下から起きる股関節や膝の痛み、むくみ、
足指の機能低下、全身の代謝の低下を引き起こします。
更にデスクワークなどで前かがみになっていると、胸部が圧迫されることで、呼吸機能が低下していきます。
首肩こりや寝違いなどの原因にもなります。
なので、短時間でも散歩や軽いランニングなどの歩行運動があったほうがいいです。
昼間は少しの休息時間をつくって、青竹踏みなどの足を使う運動をするといいですね。
ベタですが、ゴルフボールなどでも代わりになります。
可能な限り立ち上がったり、身体を伸ばしたり、足首をまわしたりと
簡単にできるちょっとした動きを取り入れると良いですよ!
こんな姿勢だとどう見てもしんどいですよね…
座位に関しては以上です。
臥位については次回のテーマにしようと思います。
まさか3部作になるとは思いませんでした(笑)
仕事の都合上、同じ姿勢が続くことが多いと思いますが、
さすがに24時間同じ姿勢でいる事はないと思います。
何かしら不調を抱えているのであれば、
たった1分でもいいので動きを作ってみて下さいね!
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
姿勢の問題や見た目の問題も当院へご相談ください(*^_^*)