理想の眠りと寝れない現実
皆さんこんにちは!
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院 鍼灸師の岡崎です!
早いもので、気付けば6月も下旬になりましたね。
このまま平和に7月になればいいなぁと思う限りです。
さて、ここのところあまり寝れない、寝てるけどすっきりしない、
夜中に目が覚めるといった不眠に関する症状の相談を
受けることが多くなってきました。
睡眠は3大欲求の一つですから、不足すると体がしんどくなってきます。
(眠りに関しては過去ブログ『睡眠の働き』を読んでみて下さいね!)
といっても、人類はもともと寝不足の生物の子孫なので、
実はそんなに気にしなくても良かったりします。
狩猟で生きていた時代にぐっすり寝ていたら、
逆に他の動物に襲われてしまいますからね。
人類はあえて寝不足を選んで生き残ってきたのかもしれません。
ですが、現実問題そうも言ってられないので、
体調を整えるために、よく食べて、よく寝て、
よく休みましょうという事ですね。
(よく休みましょうに関しては出来ていない方がほとんどですが)
話がそれたので寝れないという話に戻りますが、
睡眠の話をする時に切っても切り離せないのが
このブログお馴染みの自律神経。
自律神経は交感神経と副交感神経の2種類に分かれます。
昨今の生活スタイルでは、休息より活動を担っている
交感神経の働きが強くなる行動・物が非常に多くなっています。
脱力の習慣が無く、常に緊張しっぱなし、ストレス受け放題、
暇があればSNS、ネットサーフィン、情報過多・刺激過多による脳疲労etc…
リラックスが大事といわれながらも、心身共に脱力するという事が
ニガテな方がとても多くなっています。
交感神経にブラック企業並みの仕事をさせている方がほとんどです。
いつ休むんですかー!?という感じですね。
逆に休息に必要な副交感神経は、
ほぼ全ての内臓を動かす働きや免疫活動に関わっているのに、
本来の働きを全然させてもらえていない状況です。
そんな状態では休まるものも休まりませんよね。
皆さんなるべくして寝れない状況になっています。
寝る前はスマートフォンを機内モードにして自分から離して寝るだとか、
あふれる情報から少し離れてみるとか、
まずは簡単なことから実践してみましょう。
それが無理なら、はりきゅうを使って心身のメンテナンスをしてみませんか?
西洋医学の視点から診ていくのはもちろん、
東洋医学独自の視点からも診ていくので、
その場の不調だけでなく隠れた不調の原因も発見できるかもしれません。
自律神経のトラブルは鍼灸治療の得意とする分野の1つです。
季節や味の好み、感情や思考など、そういった普段気にしないようなところに
自律神経のトラブルを引き起こす要因があるかもしれません。
自分でも気づかないところに原因があった場合、
なかなか対処するのは難しくなります。
問診や、治療中の会話の中から色んなヒントを見つけ出し、
眠れない原因の解決に向けて治療していきます。
すっきりしない今だからこそ、コンディションを整えて
質の良い眠りを手に入れましょう!