疲労、肩こり対策に筋トレは必要か?
こんにちは!
ブログを開いていただき、どうも有難うございます。
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
「トナリエ南千里」二階で今日も元気に診療中の、南千里鍼灸整骨院 川村です。
梅雨入りしてから全然雨が降りませんね。
僕は東淀川区から通勤してるんですが、朝吹田市にはいると
肌寒いくらいの気候が続いています。やっぱり高台は冷えますね。
風邪をひかれる方も多いので、着る服なんかは注意した方が良いかもしれませんね。
さて、今回は疲れの対策としての「筋トレ」についてです。
様々な症状で治療中の患者さんから、もれなくよく聞くフレーズ、
「筋トレとかしたほうがいいんですかねえ?」
これに関して書いていきたいと思います。
先に言うと、治療のタイミングにもよりますが、
した方がいいのは間違いないでしょう。
筋力低下=体力の低下、関節安定性の低下など様々な要因で、体の治りを遅くします。
しなくても治るものもありますが、
外傷(けが)による痛みにせよ、そうでない痛みにせよ、
原因に「疲労」という要素が絡んでいる場合、
疲労の原因となっている動作そのものを改善するか、
その動作で疲労しない体を作っていくかが必要になってきます。
(そうでないと、最終的にいたちごっこになります)
とくに仕事による疲労の場合、動作そのものの改善や、
仕事をする環境に変化をおこす。ということが
本人に権限として与えられてなかったりすることが多いですよね。
(接客業なら姿勢・動作がマニュアルやマナーで決まっていたり、
デスクワークの方は会社が用意したデスクと椅子、パソコンで仕事をせざるを得ず
自分の好きなようにレイアウトを変えたりするのがはばかられる場合など)
よって、疲労の原因となっている動作そのものを改善するのはなかなか困難かと思います。
ですので、その動作で疲労しない体を作っていく方が得策ではないでしょうか?
では、どのようにしたら、日々繰り返す動作で疲労しない体になるのかなのですが、
人間の体は繰り返す行動が、最大筋力の何パーセントかによって、疲労の溜まり方、
疲労回復にかかる時間が乗算的に増えていきます。
5キロの物を10分持てるから、10キロの物を5分持ってられるかというと
そうではなく、1.2分くらいのものでしょう。
10キロの物を30分持っていられるムキムキボディのタフガイは
5キロの物を2時間持ってたって大した疲労は感じないわけです。
とくに立ち仕事、デスクワークなどの場合、自分の体重を長時間支え続けないといけないので、
「その姿勢を保持するために必要な筋肉のマックスパワーを上げる」
ことが疲労の軽減、疲労回復のスピードアップにつながります。
ただ気をつけて頂きたいのは、
筋トレすればそれでいいのかというとそうではなく、
疲労を作っている動作において、どこの筋力が不足しているかによって
鍛えるべき筋肉は違います。
試しに、「仕事をせずに」仕事の姿勢をとってみてください。
最初にきつくなってくる筋肉(たぶん意外なほど早い時間できつくなります。2.3分とか)が、
仕事において、あなたに不足している筋肉である可能性が高いです。
ひょっとしたら、症状が出ている筋肉=不足している筋肉ではないかもしれません。
腰が痛いから腰の筋肉を鍛える、首が痛いから首の筋肉を鍛えるでは
治らないことも多いどころか、余計ひどくなることもありますので、ご注意ください。
長くなりましたので、今日はこのあたりで一区切りいたします。
次回は「肩こり」の予防のためのエクササイズを紹介したいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
目的に合わせてやり方を変えないといけないのは何でも同じですね。
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