過労について考えてみる~疲れているのが当たり前になっていませんか~

阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療・眼治療が得意な鍼灸師の岡崎です!
4月に入って年度も変わり、なんとなく気持ちもまっさらな気分です。
まだまだ一日の中での寒暖差があるので、皆さんご注意ください。特にぎっくり腰!
さて、今回の内容は過労についてです。
現代人の生活はついつい疲労を溜めがちで、疲労回復のメソッドがあふれているのが現状ですよね。
来院される方々の多くは疲弊しきっています。
場合によっては治療中に寝ている方もいます。
では、そもそも疲労や過労とはどういう違いがあるのでしょうか?
疲労とは、休息にて自然と体力が回復するような程度の軽いものであり、過労とは、体力と比較して疲労度が勝った結果、次の日以降も残って蓄積されていくものです。
そして、過労の中でも運動過労、労働過労、頭脳過労とパターンが分かれ、その状態が続くことで各個人の弱い部分に由来する病気へと変わっていきます。
現代の過労は、飲食や睡眠の不摂生によって体力が落ちているという土台の上に、先ほど挙げた様々なパターンの過労が引っ付いている状態です。
この過労を回復させるのに必要なのはなんと言っても休息です。
そのなかでも睡眠が非常に大事なのですが、睡眠以外で休養をとるなら小刻みに休むように心がけましょう。
特に無理のきかない腎系統が弱いタイプの方と、循環器系の弱いタイプの方は小刻みに休息をとった方が回復しやすいです。
また、休息の体勢は寝た状態が一番理想です。
体を起こしている体勢より血液の循環が容易になり、自然治癒力が働きやすくなります。
横になって休むのはいい事ばかりなように思いますが、食べてすぐ横になるのは良くありません。
消化吸収力が働きにくくなり、お腹の張った感じが起きやすくなります。
特に胃腸があまり強くないタイプの方は注意しましょう。
過労について簡単に解説してみましたが、この問題で忘れてはいけない存在なのがおなじみ自律神経です!
そもそも、交感神経と副交感神経がうまく協力して働いていないから疲れが蓄積していくわけなので、無視できませんよね。
そんな状態の時は不必要に力が入っていたり、皮膚が緊張して体が硬くなったりしています。
一番簡単な対処法は、どこでもいいので自分の身体をさするという方法があります。
オススメの場所は前腕部(肘辺りから手首のあたり)です。
肘の方からゆっくり撫でるようにさすっていきます。
更にもう少し余裕がある方は、手足の水かきを軽くでいいので揉んでみましょう。
こちらは場合によっては軽い力でもかなり痛みます。
ご自身の疲労度に比例して痛みが強くなるので、よく労わってくださいね。
いかがでしたでしょうか。
再三言いますが、疲労過労の回復にはとにかく休息をとる習慣が必須です。
ですが、休むのが苦手な方が多い印象です。
効率よく時間を過ごすことに慣れ過ぎてしまっているのと、空いた時間にゲームや動画の視聴をするのが当たり前になっているからかもしれません。
自律神経や免疫の問題、精神疲労などは鍼灸治療の得意分野です!
休息をとることに慣れるように、まずは時間の余白を作る練習をしてみませんか?
鍼灸はそのお手伝いが可能です!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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