梅雨だ!湿気だ!お灸日和だ!うっとおしい気候はお灸で乗り切ろう!
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療・眼治療が得意な鍼灸師の岡崎です!
またも更新が滞り、気付けば6月中旬。
梅雨入りも宣言され、雨の日も増えてきました。
梅雨入りしてから、湿気や蒸し暑さで調子が悪いという方が急増しています。
という事で、今回はそんな梅雨時にピッタリなツボの紹介をしていこうと思います。
湿気が多くなると、しびれや関節痛、だるさ、頭痛、めまい、下痢などの症状が起きやすくなります。
なので、湿気に由来する上記症状に対応したツボをピックアップしていこうと思います。
太白(たいはく)
足の内側にあるツボで、骨の際にあります。
消化不良から体のだるさまで、わりと効果範囲が広くて優秀なツボです。
外反母趾の方はこのあたりがとても硬くなっていることが多いです。
外反母趾に限らず、指の動きが悪くて親指に体重がかけづらい方は、お腹の力が入りにくくなったり姿勢が悪くなりやすいのでしっかりケアしておきましょう。
直接触るのが痛い場合はぜひお灸をしてみて下さい。
陰陵泉(いんりょうせん)
すねの骨の内側を一番上まで上がったところにあります。
甘いものをよく食べる方は、押すとかなり痛むことがあります。
先ほどの太白と一緒に使う事で、血糖値の治療を行うことが出来ます。
このツボ単体でも骨盤内のうっ血やむくみの改善、肩の筋肉の緊張緩和をすることが出来ます。
実際の治療でもよく使う優秀なツボです。
豊隆(ほうりゅう)
先ほどとは反対で、すねの外側の筋肉の端にあります。
膝の皿の下と足首のちょうど真ん中あたりに位置します。
陰陵泉と一緒に使う事で、むくみや足のだるさなどの改善が期待できます。
単体でも猫背の改善に使用したりします。(お腹の緊張を緩和して背筋を伸ばしやすくする)
ほとんどの方はこのあたりがカチカチになっています。
上巨虚(じょうこきょ)
腸の働きに関与するツボです。
先ほどの豊隆に近いですが、こちらは筋肉の真上に位置します。
このツボの近くに下巨虚というツボもあるので、併せて押しても良いです。
豊隆や上巨虚などがある前脛骨筋という筋肉は、ほとんどの方が硬くなっています。
原因は様々ですが、足や指をきちんと使えていないというのがポイントです。
立ち方や重心確認、足の指の使い方なども指導しますので、お気軽にお尋ねください。
気海(きかい)
場所が変わって下腹部にあり、冷えていることが多い場所です。
冬場であればカイロなどで温めやすいのですが、これからの季節はカイロはちょっと厳しいかもしれません。
汗をかいて体表面が冷えることが増えるので、汗を放置せずにこまめに拭いて冷えないようにしましょう。
冷たい食べ物・飲み物はほどほどに。
下腹部が冷えて力が入りにくい状態だと、ぎっくり腰の原因になったり下半身のだるさに繋がります。
可能であれば、今回紹介したツボへお灸をしてみて下さい。
同じツボにお灸をするなら、3回くらいやると効果的です。
途中で熱くて我慢できない場合は、最後まで我慢しなくても大丈夫です。
その代わり、外したお灸を入れるための皿などは近くに用意しておいてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
毎回ベタなツボばかりの紹介ですが、それだけ多用される理由があります。
一年中湿気は存在していますが、特に梅雨時にその影響が大きくなります。
自律神経や免疫の問題、骨格の問題などは鍼灸治療の得意分野です!
しんどい時だけでなく予防にも強いのが鍼灸・東洋医学なので、ぜひご相談くださいね(*^_^*)
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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