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背骨は場所によって役割が変わります。まさに適材適所!~胸椎編~

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『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院

 

 

 

 

自律神経治療・眼治療が得意な鍼灸師の岡崎です!

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ夏のような日差しになってきて、気温も高くなりました。

 

 

 

熱中症のリスクも高くなるので、十分にお気を付けください。

 

 

 

 

 

 

さて、今回は前回の続きで背骨の働きについてやっていきます。

 

 

 

前回も少しふれましたが、背骨は役割毎に名前が変わります。

 

 

 

今回見ていくのは胸椎です。

 

 

 

 

 

胸椎が他の背骨と比べて圧倒的に違うところは、肋骨が接続されているというところです。

 

 

 

首や腰が可動域に富んでいる反面、胸椎は肋骨によってあまり大きく動くことが出来ません

 

 

 

肺や心臓の保護という役割を持っているので、逆に動きが多いと非常にまずいのです。

 

 

 

もし可動域が広いと身体がバラバラになっちゃいますね。

 

 

 

なので、どちらかというとよく動く首や腰を痛める方が多いと思います。

 

 

 

 

 

 

とはいっても、そらしたり曲げたりするのは苦手な胸椎ですが、回旋動作は得意です。

 

 

 

体をねじる時には動きに参加するので、筋肉が硬くなっている時に無理にねじったりすると背中を痛めやすいので要注意!

 

 

 

あまり動くことの無い胸椎ですが、11番・12番は少し特殊な構造をしており、身体の曲げ伸ばしにも関わってきます。

 

 

 

 

他の肋骨は体の前側まで伸びていますが、11番・12番から伸びている肋骨は途中で終わっています。

 

 

 

そのため、他の胸椎に比べるとよく動きます。

 

 

 

よく動くという事は、痛めやすいという事です。

 

 

 

ここは消化器に関わるツボが並ぶエリアでもあるので、食べ過ぎや身体を冷やすような行動が多いとだるくなったりぎっくり腰の要因になったりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで胸椎の構造のお話しでしたが、胸椎の持つもう一つの大きな働きは自律神経と大きな関わりがあるという事です。

 

 

 

胸椎は、自律神経の中でも特に交感神経との関連が強いです。

 

 

 

なので、背骨(特に胸椎)の動きが悪くなっている時は、身体全体の緊張も同時に起きていることが多いです。

 

 

 

更に胸椎は呼吸とも関連があるので、交感神経の過活動と相まって眠りが浅くなったり寝づらくなる傾向があります。

 

 

 

実際の施術の中で背中の緊張が取れると、自然と眠気が起きたり呼吸が深くなったりするのを多く確認しています。

 

 

 

 

 

 

胸椎が関係するエリアには、内臓に影響があるツボが多く分布しています。

 

 

 

上部胸椎は呼吸器や心臓系など

 

 

中部胸椎は横隔膜の運動や肝臓・胆のう系など

 

 

下部胸椎は先ほどの消化器系や、糖代謝などにそれぞれ関係があります。

 

 

 

それぞれの臓器の既往歴などがあると、関連のある骨の近くの筋肉が硬化して可動域が狭くなる傾向があります。

 

 

 

それぞれの臓器・器官への施術も行っていますので、併せてお伝えくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

 

胸椎の可動域が悪くなって、呼吸の浅い方はたくさんおられます。

 

 

 

ですが、呼吸が浅いことに気付いている方はごく少数です。

 

 

 

自律神経や免疫の問題、骨格の問題などは鍼灸治療の得意分野です!

 

 

 

リラックスした呼吸で疲れの取れる身体にしてみませんか?

 

 

 

 

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

当院の治療方針を詳しく知りたい方はしんきゅうコンパスへ!

 

 

 

ネット予約も可能なので、営業時間外でも遠慮なくどうぞ!!