咳にもいろいろあるんだよ
北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピです!!
以前の記事では、喘息について書きました。
喘息と似た症状で「咳」についてもみてみましょう。
咳は、2000年前から五つのタイプに分けられておりました。
今日は、そんな世界最古の咳の分類へタイムスリップしてみましょう!!
あなたはどのタイプにあてはまるでしょうか?
一つ目は、秋タイプ(肺咳)
秋に起こりやすいと考えられていたようです。
特徴としては、あえぐような咳、呼吸音、
悪化すると血痰やしわぶきに血が混じるなどの症状が見られます。
血痰まで見られると病院で一度受診されるのがよいかと思いますが、
咳のタイプでは一番多いのではないでしょうか?
二つ目は、夏タイプ(心咳)
特徴としては、咳に伴う胸部痛、梅核気のような喉の異物感、
悪化すると喉の腫れと痛みを伴います。
三つ目は、春タイプ(肝咳)
特徴として、両脇のあたりの痛みが起こる咳で、
痛みが強いと寝返りがうちにくいものです。
夜中に咳で起きてしまう方にも多いかもしれません。
四つ目は、梅雨タイプ(脾咳)
梅雨の時期に多いと考えられておりました。
特徴としては、咳をするとシクシクと背中に響くように痛むことがあり、
身体を動かせば動かすほど咳が強く出るというものです。
身体を動かすと悪化というのは肉体的な疲労のことでしょう。
このタイプに特徴的ですね。
最後が、五つ目の冬タイプ(腎咳)
冬に多いと言われておりました。
特徴としては、腰や背中に引くような痛み、
痰がでたりするというのが特徴です。
痰がでるという方はこのタイプかもしれませんね。
タイプ毎に使用するツボももちろん変わってくるのですが、
その辺のお話はまた次回!!