季節の変わり目に増える『めまい・頭痛』 ― 東洋医学で考える原因とセルフケア
北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ
自律神経の乱れを解決する鍼灸師 岡崎です!
先日の台風以降、なんとなく肌で感じる空気が変わったように思いますが、相変わらず日中は暑いですね。
これからの季節は、朝晩と日中の温度差も出てきて自律神経の乱れが起きやすくなります。
その影響を受けて多発する症状の一つに、今回のテーマであるめまいや頭痛があります。
今現在困っている方や、定期的に発生する方は、是非読んでみて下さいね!
それではどうぞ!
なぜ、季節の変わり目に不調が出るのか

「天気が崩れる前に頭痛がする」
「季節の変わり目になるとめまいが増える」
そんな経験はありませんか?
これ、実は気のせいじゃないんです。
東洋医学でも、季節の変化や気圧の揺れは体のバランスに大きく影響すると考えられています。
特に秋の始まりは、気温差・気圧差・湿度差が一気に変化しやすい時期。
体の適応力が追いつかず、自律神経や水分代謝が乱れてしまうことで、頭痛やめまいが出やすくなるんです。
東洋医学でみる「めまい・頭痛」の原因

東洋医学では、めまいや頭痛は「肝」「脾」「腎」のアンバランスから起こるとされています。
ここで今一度、各臓腑がのどのような働きを持つかおさらいしておきましょう。
肝:気や血の巡りをコントロール。ストレスやイライラがたまると血流が滞り、頭痛に。
脾:消化吸収をつかさどり、水分代謝をコントロール。脾が弱ると痰湿(たんしつ)が生じ、めまいの原因に。
腎:体の根本的なエネルギーを蓄える。加齢や疲労で腎が弱まると、めまいや耳鳴りを招く。
さらに「気圧の変化」という外邪(この場合関係するのは、主に湿邪)が加わることで、弱っている部分に症状が出やすくなります。
季節の変わり目にやっておくといいこと

最近は養生の大切さからか、書店の一般向け東洋医学コーナーにも薬膳や養生に関する書籍が多く陳列されています。
簡単にできることもたくさんあるので、ここで一つ何か取り組んでみませんか?
◆セルフケアのポイント◆
体にいいことをしていても、それを台無しにしてしまうこともあります。
なので、めまいや頭痛でお悩みの方は、特に以下の3点に気を付けてお過ごしください。
●規則正しい睡眠

寝不足は自律神経を乱し、症状を悪化させます。
睡眠時間が足りていなかったり、睡眠の質が悪かったりと、寝不足といっても色々あります。
何事においてもそうですが、寝不足だと治療効果が出にくい場合が多いです。
●温かい飲み物をとる

冷えは水分代謝を滞らせるので、常温〜温かい飲み物が◎。
暖かい飲み物は飲みなれていないことも多いかと思います。
そういう方は常温で構わないので、冷たい飲み物を飲む頻度を少なくしてみましょう。
●深呼吸を意識する

特に吐く息を長めにすることで、自律神経が整いやすくなります。
吸う息に対して、吐く息を2倍の秒数にすると自律神経が整いやすくなるみたいです。
とにかく大事なのは、息を吐くことです。
実は、これだけで立派なセルフケアなんです!
めまい・頭痛に対しておすすめのツボ
次に、自分で触れる範囲のツボ刺激についてです。
毎度有名なツボばかりですが、無難にやるなら簡単に触れるところが望ましいですね。
百会(ひゃくえ)
頭のてっぺん。めまいや頭痛の万能ツボ。
頭痛が酷いときなどは、直接触らない方が良い時もあります。
軽く押してみて、万が一悪化するようなら触らないようにしましょう。

風池(ふうち)
後頭部、首のつけ根。血流を促し、頭の重さをやわらげる。
この辺りは頭痛やめまいの原因になる筋肉が重なっている場所です。
姿勢の悪さや目の疲れなど、首の後ろがこる要員を減らすのも肝要です。

足三里(あしさんり)
膝の下。脾胃を整え、余分な水分を捌く作用がある。
身体の中の余分な水分が排出されない事で、めまいの元になります。
水はけの良い身体にすることで、めまいからの早期脱却に繋がります。

ツボは強く押すよりも、気持ちいい程度にゆっくり刺激するのがおすすめです。
目安は、10秒ぐらいゆっくり押して、ゆっくり離す感じです。
本当は、お灸の刺激が欲しいところですが、まずはツボ押しから始めてみて下さいね。
めまい・頭痛の為に、日常でできる工夫
もちろん、日々の取り組みも大事です。
習慣にするまでは時間がかかるかもしれませんが、日々継続あるのみです!
◆天気予報を活用◆

低気圧が近づく日は予定を詰め込みすぎないようにしましょう。
たまにスケジュールを埋めることが目的になっている方がいるのですが、セルフコントロールの一環として、まずはスケジュール管理をしましょう。
知らず知らずのうちに、予定を詰め込んでいることが多いです。
心神ともに少しの余裕を持つだけで、めまいの頻度が下がります。
そして、天気が悪くなりそうな日は、可能な限り家でゆったり過ごしましょう。
◆適度な運動◆

ウォーキングやストレッチで血流を改善!
ただ、これには一つ注意点があり、普段運動していない方が急に気合を入れて運動すると、高確率でケガをします。
ランニングではなくゆっくり歩くウォーキングや、無理に伸ばさないストレッチなど、とにかくあまり負荷のかからないところから始めてください。
ケガをしたら、めまいや頭痛に加えてさらに痛い場所まで加わってしまいます。
◆入浴◆

ぬるめのお湯にゆっくり浸かると自律神経のバランスが整いやすいです。
いままでの施術経験上、めまいや頭痛に悩んでいる方は、目の疲れや痛みも抱えていることが多いです。
普段から気が立って緊張状態が続いていると、目の疲れもなかなか取れません。
そこで、体の緊張を解くためにも、また目の疲れを癒すためにも、ぜひ湯船に浸かってください。
緊張して縮こまった体を、開放してあげましょう。
まとめ
季節の変わり目に増える「めまい・頭痛」は、東洋医学的には体が外界の変化に追いつけないサインであることが多いです。
無理に薬で抑えるだけでなく、めまい・頭痛を引き起こす体質の改善や、セルフケアでバランスを整えることがなにより大切です。
自律神経や免疫の問題、体質改善などは鍼灸治療の得意分野です!
ちょっとした工夫と東洋医学の知恵で、変わり目の不調を軽くして、秋を心地よく過ごせるようにしましょう!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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