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寝ても取れない疲れは「未病」のサイン?東洋医学で自律神経を整える休息の極意

どうもこんにちは!

 

 

北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピで、

 

 

自律神経や目の不調、そして体質改善をサポートしている鍼灸師の岡崎です。

 

 

 

2月に入り、暦の上では春(立春)を迎えましたが、現実はまだまだ厳しい寒さが続いていますね。

 

 

実は、この時期に一番気をつけたいのが、寒さによる筋肉の強張りと、そこからくる「ぎっくり腰」や「寝違え」です。

 

 

体が冷えると血流が悪くなり、自律神経も乱れがち。

 

 

実際に、寒暖差や流行り病などで調子を崩したのち、身体を痛めたという方が何人も来院されています。

 

 

 

特に、日々家事や育児に追われているママさんや、正月明けからバリバリ働く方などは、

 

 

2月は一年の中でも最も「疲れが蓄積しやすい」要注意な時期なんです。

 

 

 

 

 

そこで今回は、皆さんがついつい見逃しがちな「疲労」と「過労」の違い、

 

 

そして東洋医学の知恵を使って、どうやってその疲れを根本から癒していくべきか、

 

 

詳しくお話ししていきますね。

 

 

それではどうぞ!

 

 

 

 


 

 

 

1. その疲れ、「疲労」ですか?それとも「過労」ですか?

 

 

 

普段、私たちは何気なく「疲れたー!」と口にしますよね。

 

 

でも、その疲れが「寝れば治るもの」なのか、

 

 

それとも「寝ても取れない深刻なもの」なのかを区別できている人は意外と少ないんです。

 

 

東洋医学では、ちょっとした「言葉や感じ方の違いを非常に重視」します。

 

 

 

 

 

 

疲労とは「自然に回復できる」もの

 

 

 

疲労とは、一言で言えば「休息によって自然と体力が回復する程度の軽い状態」を指します。

 

 

例えば、「今日はたくさん歩いたから足が重いな」と思っても、

 

 

一晩ぐっすり眠れば翌朝にはスッキリしている。

 

 

これは健康な証拠です。

 

 

体の中の「気(エネルギー)」が一時的に減っても、睡眠や食事でしっかり補充できている状態ですね。

 

 

 

 

 

 

過労とは「蓄積し、体を蝕む」もの

 

 

 

一方で過労とは、「自分の持っている体力(正気)と比較して、

 

 

疲労度が勝ってしまった結果、翌日以降も疲れが残って蓄積していく状態」です。

 

 

東洋医学では、これを「虚損(きょそん)」の状態と考えます。

 

 

エネルギーを使い果たし、さらに予備のバッテリー(腎精)まで削って動いているイメージですね。

 

 

 

 

 

この状態を放置すると、西洋医学で言うところの「未病」、

 

 

つまり病気ではないけれど健康でもない、非常に危ういバランスになってしまいます。

 

 

体調を崩した後、いまいち回復が進まないといったような状態が体感としては近いかと思います。

 

 

 

 


 

 

 

2. 現代人を襲う「3つの過労パターン」

 

 

 

東洋医学の古典的な考え方を現代風にアレンジすると、過労は大きく3つのパターンに分けられます。

 

 

あなたはどれに当てはまりますか?

 

 

 

 

 

① 運動過労(肉体的な酷使)

 

 

 

文字通り、体を動かしすぎることです。

 

 

最近では少なくなりましたが、立ちっぱなしの仕事や、

 

 

小さなお子さんを抱っこし続けるようなケースがこれに当たります。

 

 

筋肉を使いすぎることで「血」を消耗し、筋肉が硬くなってぎっくり腰を引き起こします。

 

 

 

 

 

② 労働過労(環境によるストレス)

 

 

長時間の拘束や、不規則な生活による疲れです。

 

 

冷房や暖房の効きすぎたオフィス、移動の多い仕事などが含まれます。

 

 

これは全身の「気」の巡りを悪くし、自律神経の乱れに直結します。

 

 

 

 

 

③ 頭脳過労(スマホ・PC・精神的ストレス)

 

 

 

現代人で最も多いのがこれです!

 

 

PCでのデスクワークやスマホの長時間使用、

 

 

複雑な人間関係やプレッシャーで脳がフル回転している状態です。

 

 

東洋医学では「目」と「脳」は深く繋がっており、

 

 

目を使いすぎると「肝」を傷め、精神的な疲れは「心」を消耗させます。

 

 

 

 

 

現代の過労は、これら3つが複雑に絡み合い、さらに「不摂生(寝不足や栄養の偏り)」という

 

 

不調の土台の上に乗っかっているから厄介なんです。

 

 

 

 


 

 

 

3. なぜ「横になる」ことが最強の治療なのか?

 

 

過労を回復させるために、私が何よりも皆さんに推奨しているのは「ちゃんと休息をとること」です。

 

 

それも、ただ座っているだけでなく、「横になること」です。

 

 

 

 

 

東洋医学的「臥(が)」の効能

 

 

 

一般の方は、あまり臥という字を目にする機会が無いかと思いますが、

 

 

横になって寝るという意味があります。

 

 

東洋医学の有名な古典には「人、臥すれば血は肝に帰る」という言葉が記載されています。

 

 

横になって休むことで、全身を巡っていた血液がメンテナンス担当の「肝」に戻り、

 

 

血液が浄化され、エネルギーが再充電されるという意味です。

 

 

 

 

 

科学的なメリット

 

 

 

体を起こしている状態(立位や座位)では、

 

 

心臓は重力に逆らって脳まで血液を押し上げなければなりません。

 

 

しかし、横になれば頭から足までが同じ高さになります。

 

 

これにより、

 

 

 

 

 

●血液循環がスムーズになる

 

●心拍数が安定し、副交感神経が優位になる

 

●自然治癒力が最大化される

 

 

 

 

 

まさに、寝ている状態こそが「自分を修理している時間」なんです。

 

 

治療中に寝てしまう患者さんが多いのも、体が「今こそ修理のチャンス!」と判断しているから。

 

 

それは理想的な形なんですよ。

 

 

 

 

 

※注意ポイント:食後すぐの横臥はNG!

 

 

 

ただし、一つだけ注意してほしいことがあります。

 

 

「食べてすぐ寝る」のは、東洋医学では「脾胃(消化器系)」の働きを停滞させると考えます。

 

 

食べたものがエネルギーに変わらず、湿気(痰湿)として体に溜まってしまい、

 

 

お腹の張りやむくみの原因になります。

 

 

食後は少し時間を空けてから横になりましょう。

 

 

 

 


 

 

 

4. 忙しいあなたへ:隙間時間で作る「休息の余白」

 

 

「そんなこと言ったって、仕事も育児もあるのに、ゆっくり横になる時間なんてないよ!」

 

 

そんな声がたくさん聞こえてきそうです。

 

 

確かに、育児中だったり、日々仕事に追われていたりすると、

 

 

まとまった休みを取るのは難しいですよね。

 

 

でも、休息の本質は「こまめにとること」にあります。

 

 

 

 

 

特に、東洋医学でいう「腎」系統(生命力やホルモンバランスを司る)が弱いタイプや、

 

 

循環器系が弱いタイプの方は、一気に休むよりも「1時間に5分」といった

 

 

小刻みな休憩の方が回復効率が良いことが分かっています。

 

 

 

 

 

 

 

脳を休ませる「デジタルデトックス」

 

 

 

休憩中、ついついスマホを見ていませんか?

 

 

SNSのチェックや動画視聴は、一見リラックスしているようで、実は脳と目(肝・心)を激しく消耗させています。

 

 

休むときは「スマホを置く」。

 

 

これが現代における最高の養生です。

 

 

そもそも、時間があったらすぐスマホを触ること自体が、すでに疲労・過労のサインです。

 

 

職場や出先で横になれないときは、椅子に深く腰掛け、目をつぶってゆっくり息を吐くだけでも十分な効果があります。

 

 

 

 


 

 

 

5. 自分でできる!自律神経を整える魔法のセルフケア

 

 

 

自律神経が乱れて過労状態にある人は、無意識に全身に力が入っています。

 

 

「力の抜き方がわからない」という相談をよく受けますが、

 

 

これは筋肉の緊張だけでなく、神経が高ぶって「緊張していることが当たり前」になっているからです。

 

 

そんな時、ぜひ試してほしいのが、道具もいらない簡単なセルフケアです。

 

 

 

 

 

① 前腕(手首〜肘)をさする

 

 

前腕部には心や肺、自律神経に関わる重要なツボが集中しています。

 

 

やり方は、反対の手で肘の方から手首に向かって、

 

 

ゆっくりと優しく撫でるようにさすってください。

 

 

その際のポイントは、「強さ」ではなく「優しさ」です。

 

 

自分の皮膚を優しくさすることで、

 

 

脳に「もう安心だよ、力を抜いていいよ」というサインが送られます。

 

 

 

 

 

② 手足の「水かき」を揉む(八邪・八風)

 

 

指と指の間の水かき部分は、「八邪」「八風」と呼ばれるツボがあります。

 

 

親指と人差し指で、反対の手(足)の水かきを軽くつまんで揉みほぐします。

 

 

軽く触っただけでも驚くほど痛いかもしれません!

 

 

実はここ、脳の血流と深い関係がある場所なんです。

 

 

デスクワークで目を酷使しているタイプの方は、

 

 

ここを刺激することで頭の重さがスッキリ抜けていきますよ。

 

 

 

 

 

疲れている時こそ、回数が少なくてもいいので簡単にできる事を継続できるような工夫が必要です。

 

 

 

 


 

 

 

6. 鍼灸治療が「過労」に強い理由

 

 

 

セルフケアをしても追いつかないほど疲れが溜まっているとき、

 

 

それは「自力での回復」の限界を超えているサインです。

 

 

私たち千里中央の鍼灸整骨院セラピでは、

 

 

そうした「過労」の状態に対して、以下のようなアプローチを行います。

 

 

 

 

①交感神経の過緊張をリセット

 

 

鍼の刺激は、ダイレクトに自律神経に働きかけ、昂ぶった交感神経を鎮めます。

 

 

 

 

 

②五臓六腑のバランス調整

 

 

あなたが「腎」が弱いタイプなのか、「脾」が弱いタイプなのかを見極め、

 

 

根本的なエネルギー(気)の底上げを狙います。

 

 

 

 

 

③筋肉の深層までアプローチ

 

 

マッサージでは届かない深部のコリを解き、血流を劇的に改善します。

 

 

 

 

 

特に眼精疲労からくる頭痛や、産後の冷え、生理不順などは東洋医学の得意分野です。

 

 

薬で一時的に症状を抑えるのではなく、「疲れを溜め込まない体質」へ作り変えていくお手伝いをします。

 

 

 

 


 

 

 

おわりに:休むことは「練習」です

 

 

最近は「タイパ(タイムパフォーマンス)」なんて言葉が流行っていますが、

 

 

休息を「無駄な時間」だと思っていませんか?

 

 

実は、上手に休むには練習が必要です。

 

 

効率よく動くことに慣れすぎてしまった私たちは、

 

 

いつの間にか「何もしないこと」への罪悪感を感じるようになってしまいました。

 

 

 

 

 

でも、その「余白」こそが、あなたの次のパフォーマンスを支え、

 

 

家族に優しく接するための心のゆとりを生むのです。

 

 

まずは1日の中で、たった5分だけ「スマホを置いて、目を閉じる」という

 

 

余白を作る練習から始めてみませんか?

 

 

 

 

 

鍼灸治療は、固まった体を緩め、呼吸を深くし、自律神経を整えるのが大の得意分野です!

 

 

もし、自分一人ではどうしようもないほど体が重い、心が休まらないと感じたら、

 

 

いつでも「鍼灸整骨院セラピ」の扉を叩いてください。

 

 

(当院は自動ドアなんで、実際には叩かないでくださいね(笑))

 

 

東洋医学の知恵と優しい鍼で、あなたの心と体を整えるお手伝いをさせていただきます。

 

 

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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