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その不調、実は「やりすぎ」が原因?『五久』から学ぶ根本改善のコツ

はじめに:なぜ「当たり前」の習慣で体調を崩すのか?

 

 

 

皆さんこんにちは!

 

 

北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピで、

 

 

自律神経や目の不調、そして体質改善をサポートしている鍼灸師の岡崎です。

 

 

春を感じる日差しではありますが、気温はそうとも言えません。

 

 

暖かかったり寒かったり、三寒四温とは言いますが、

 

 

春分の日を過ぎるまでは油断禁物です。

 

 

 

 

さて、こうも気温や気候が変化していると、

 

 

いつも以上に身体がしんどいと感じる事がありませんか?

 

 

 

「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」

 

「マッサージに行ってもすぐに肩が凝る」

 

「なんとなく気分が晴れない……」

 

 

 

そんな、病院に行くほどではないけれど、

 

 

スッキリしない「未病」の状態に悩んでいませんか?

 

 

 

 

実は、東洋医学には「五久(ごきゅう)」という非常に興味深い教えがあります。

 

 

これは、私たちの何気ない「日常の動作」が、

 

 

度を越すと特定の臓器や部位を傷つけてしまうという警告なんです。

 

 

季節の変わり目のしんどさに、日々の習慣がのしかかると中々解消されません。

 

 

そこで今回は、この「五久」を紐解きながら、現代人が陥りやすい不調の正体と、

 

 

その解決策について専門家としてお話ししていきますね。

 

 

 


 

 

 

1. 「五久(ごきゅう)」とは?――過ぎたるは猶及ばざるが如し

 

 

 

東洋医学のバイブルとも言われる最古の医学書『黄帝内経』。

 

 

その中でも、特に基礎理論や養生について詳しく書かれている

 

 

『素問』の第23篇「宣明五気篇」に、以下のような一節があります。

 

 

 

「五労所傷:久視傷血、久臥傷気、久坐傷肉、久立傷骨、久行傷筋、是謂五労所傷。」

 

 

なんて書いてあるかというと、

 

 

久視(きゅうし)は血を傷(やぶ)る

 

久臥(きゅうが)は気を傷る

 

久坐(きゅうざ)は肉を傷る

 

久立(きゅうりつ)は骨を傷る

 

久行(きゅうこう)は筋を傷る

 

 

 

 

難しいこと書いていますが、「久しく(=長く)〜しすぎると、体を壊しますよ」という意味です。

 

 

どんなに体に良いことでも、あるいは仕方のない仕事上の動作でも、

 

 

一定のラインを超えると、それは「養生」ではなく「ダメージ」に変わってしまうんです。

 

 

それでは、一つひとつ詳しく見ていきましょう。

 

 

あなたの毎日に当てはまるものはありませんか?

 

 

 

 


 

 

 

2. 久視(きゅうし):目を使いすぎると「血」が枯れる

 

 

現代人で最も多いのがこれかもしれません。

 

 

「久視」とは、じっと一点を見つめ続けること。

 

 

つまり、スマホやパソコンの長時間利用などです。

 

 

 

 

 

東洋医学的なメカニズム

 

 

 

東洋医学では、目は「肝」と深くつながっており、

 

 

目を酷使すると全身の栄養源である「血」を激しく消耗すると考えます。

 

 

 

 

 

こんなお悩みありませんか?

 

 

 

夕方になると目がかすむ、ドライアイがひどい

 

生理不順や生理痛がある

 

夜、頭が冴えて眠れない(不眠)

 

 

 

例えば、毎日デスクワークばかりで近くばかり見ている方は、

 

 

日中のPC作業や移動中のスマホチェックで、常に「血」を使い果たしています。

 

 

血が不足すると自律神経が乱れ、美容面でも肌のくすみやクマの原因になってしまうんですよ。

 

 

 

 

 

【アドバイス】

 

 

20分に一度は遠くを眺めるか、1分間目を閉じるだけでも「血」の消耗を抑えられます。

 

 

夜寝る前のスマホを、お気に入りのアロマや静かな音楽に変えるだけで、

 

 

翌朝の目の輝きが変わりますよ。

 

 

 

 


 

 

 

3. 久臥(きゅうが):寝すぎ・横になりすぎは「気」を減らす

 

 

「疲れているから、休みの日はずっと寝ていたい……」

 

 

その気持ち、痛いほどわかります。

 

 

でも、皮肉なことに、寝すぎは逆に体力を奪うんです。

 

 

 

 

 

東洋医学的なメカニズム

 

 

 

「久臥」は、横になり続けること。

 

 

これにより、エネルギーの源である「気」の巡りが滞り、

 

 

新しい気が作られにくくなります。

 

 

 

 

 

こんなお悩みありませんか?

 

 

 

たくさん寝たのに、体がだるくて重い

 

やる気が出ない、気分が塞ぎがち

 

風邪を引きやすくなった

 

 

 

育児や家事に追われるママさんは、たまの休日に「泥のように眠りたい」と思うこともあるでしょう。

 

 

でも、ずっと横になっていると、気の巡りが悪くなり、

 

 

かえって「育児へのイライラ」や「産後の冷え」を悪化させてしまうことがあるんです。

 

 

 

 

 

【アドバイス】

 

 

「休養」とは「動かないこと」だけではありません。

 

 

少しだけ近所を散歩して、外の空気を吸いながら「気」を循環させる

 

 

「動的休息」を取り入れてみてくださいね。

 

 

 

 


 

 

 

4. 久坐(きゅうざ):座りっぱなしは「筋肉」をゆるませる

 

 

 

 

デスクワークの方だけでなく、最近は家での動画視聴などで

 

 

「座りっぱなし」の時間が増えていませんか?

 

 

 

 

 

東洋医学的なメカニズム

 

 

 

「久坐」は、消化吸収を司る「脾」、つまり胃腸の働きを弱めます。

 

 

脾は全身の「肉(筋肉)」を司っているため、

 

 

座りすぎると筋肉が衰え、代謝が落ちてしまいます。

 

 

 

 

 

こんなお悩みありませんか?

 

 

 

食べていないのに太りやすい、お腹がぽっこりしてきた

 

食後にすぐ眠くなる、胃もたれがする

 

足がむくんでパンパン

 

 

 

 

 

【アドバイス】

 

 

 

30分、せめて1時間に一度は立ち上がって、かかとの上げ下げ運動をしましょう。

 

 

ふくらはぎは「第二の心臓」ともいわれています。

 

 

ここを動かすことで、滞った血流と胃腸の動きを活性化できます。

 

 

 

 


 

 

 

5. 久立(きゅうりつ):立ちすぎは「骨」を弱らせる

 

 

 

 

接客業や家事で立ち仕事が多い方は要注意です。

 

 

 

 

 

東洋医学的なメカニズム

 

 

 

「久立」は、生命力の源である「腎」に負担をかけます。

 

 

腎は「骨」を司っているため、立ちすぎは腰や膝、そして骨そのものにダメージを与えます。

 

 

 

 

 

こんなお悩みありませんか?

 

 

 

慢性的な腰痛がある

 

膝に違和感がある

 

白髪が増えた、耳鳴りがする

 

 

 

 

 

【アドバイス】

 

 

 

立っているときは、できるだけ片足に重心をかけず、左右均等に。

 

 

また、足裏の「湧泉(ゆうせん)」というツボを刺激したり、

 

 

夜は足首までしっかりお湯に浸かって、腎のエネルギーを補いましょう。

 

 

 

 


 

 

 

6. 久行(きゅうこう):歩きすぎは「筋(すじ)」を傷める

 

 

 

「健康のために毎日1万歩!」と意気込んでいる方、

 

 

実は逆効果になっているかもしれません。

 

 

適切な歩行距離は、人によって違います。

 

 

そして、歩くことがあっているとも限りません。

 

 

 

 

 

東洋医学的なメカニズム

 

 

 

「久行」は、筋肉や腱を司る「肝(かん)」に負担をかけます。

 

 

過度な運動は、筋を傷め、関節の柔軟性を失わせます。

 

 

 

 

 

こんなお悩みありませんか?

 

 

 

足がつりやすい

 

指先や手首に腱鞘炎のような痛みがある

 

爪が割れやすい、イライラしやすい

 

 

 

 

 

【アドバイス】

 

 

 

運動は「心地よい疲れ」を感じる程度がベスト。

 

 

運動後のストレッチや、肝を休めるための質の高い睡眠をセットにしてください。

 

 

 

 


 

 

 

あなただけの「ちょうどいい」を見つけましょう

 

 

 

ここまで読んでみて、「あ、私これかも」と思うものはありましたか?

 

 

もし、これらの習慣を気をつけていても不調が続くなら、

 

 

それはすでに体のバランスが大きく崩れて、

 

 

自力での回復が難しくなっているサインかもしれません。

 

 

 

 

千里中央の鍼灸整骨院セラピでは、一人ひとりのライフスタイルを詳しく伺い、

 

 

この「五久」によってどこが傷ついているのかを見極めます。

 

 

髪の毛ほどの細い鍼や、じんわり温かいお灸を使って、

 

 

滞った「気・血」を巡らせ、自律神経を整えていきます。

 

 

 

 

家族のために心穏やかに過ごしたいママさんへは

 

 

産後の冷えや生理不順を整え、お母さんの笑顔を取り戻すサポートをします。

 

 

バリバリ働いて最高のパフォーマンスを発揮したいへは

 

 

眼精疲労やストレスケアはもちろん、美容鍼灸で見た目のコンディションも整え、

 

 

自信を持って仕事に向き合える体づくりをお手伝いします。

 

 

 

 


 

 

 

おわりに

 

 

 

東洋医学は「バランスの医学」です。

 

 

やりすぎず、怠けすぎず。

 

 

自分の体が出している小さなサインに耳を傾けることから、本当の健康が始まります。

 

 

鍼灸治療は、固まった体を緩め、呼吸を深くし、自律神経を整えるのが大の得意分野です!

 

 

千里中央の街で、皆さんが「明日もまた頑張ろう!」と思える健やかな毎日を過ごせるよう、

 

 

私たちは全力でサポートさせていただきます。

 

 

何か気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね!

 

 

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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千里中央駅直結なので、雨の日でも濡れずに通えますよ!

 

 

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