睡眠の質を高める秋のツボ養生 ― 東洋医学が教える快眠の秘訣
北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ
自律神経の乱れを解決する鍼灸師 岡崎です!
10月に入ってやっと秋らしい感じになりました。
夜なんて寒く感じる時もありますが、皆さんはいかがでしょうか?
急に気温が下がると、自律神経の調整がうまくいかず、様々な不調が出ます。
その中でもよく耳にするのが、寝れない・早く目が覚めるといった睡眠の問題です。
今回はその睡眠の問題と、季節的な影響を絡めてお話していきます。
秋は眠りが乱れやすい季節

「眠りたいのに眠れない」「夜中に目が覚める」「朝起きてもスッキリしない」
そんな睡眠の悩みを訴える人は、秋にかけて増える傾向があります。
その理由は大きく分けて2つ。
◆気温の寒暖差による自律神経の乱れ
朝晩と昼間の温度差が大きい秋は、体が環境に順応するだけで疲れてしまいます。
私たちは、普段特に何も感じることなく日々を過ごしていますが、何も感じなくてもいいように体中がいろんな働きを持っています。
体温調節などがいい例かと思います。
気温差が大きいということは、その差の中で最適な状態にするために動員する人体の機能も多いということです。
つまり、ころころ気温が変わると常に調節し続けないといけないので、ものすごく疲れるということです。
◆夏の疲れの持ち越し
夏に消耗した気力や体力が回復していないと、眠りの質が下がりやすくなります。
何事もそうですが、何か起きた後の方が影響が大きくなります。
今年はずっと暑かったので、暑さに対応するために身体はずっと頑張っていました。
暑さが過ぎると気温が下がりますが、夏の疲れを持ち越しているとこの気温の変化についていくだけの体力が残っていない状態になります。
そうすると、回復するための睡眠すら満足にとることができなくなります。
東洋医学からみた「秋と睡眠」

東洋医学では、秋は「肺」が主役の季節といわれます。
肺は呼吸を司るだけでなく、心を落ち着ける働きにも関わっています。
また、秋は「陰」を養う季節でもあります。
「陰」とは体を休ませるエネルギーであり、睡眠と深く関わるもの。
今までも「陰」という表現は何度かしたことがありますが、ここでいう陰とは、夜に眠って体を休めるようなブレーキの力のことと思ってください。
忙しさやストレスで陰が足りなくなると、のぼせやイライラといった不調だけでなく、
「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」「夢が多い」
といった睡眠障害も起きやすくなります。
鍼灸では、この休息の力=陰を補うことで、心と体が落ち着きを取り戻していきます。
快眠を助けるツボ養生
眠りの質を高めるには、「肺」を整え、「陰」を養うことが大切。
ここでは簡単に押せるおすすめのツボをご紹介します。
内関(ないかん)

手首の内側、しわから指3本分ほど下。
気持ちを落ち着け、不安や緊張を和らげる作用があります。
三陰交(さんいんこう)

内くるぶしの上、指4本分の位置。
身体に潤いをもたらし、身体を休ませるモードにしてくれます。
女性の冷えや不眠に効果的です。
神門(しんもん)

手首の小指側のくぼみ。
心を静め、寝つきを良くする働きがあります。
太ももの付け根あたりがこわばっている場合にも使えます。
太谿(たいけい)

内くるぶしとアキレス腱の間。
身体の回復に関係ある腎の働きを助け、息を吸いやすくします。
呼吸が楽になると深い眠りに入れるようになります。
お風呂上がりや寝る前に、やさしく指圧するのがおすすめです。
できる方は、お灸をするのも効果的ですよ。
日常生活でできる快眠習慣

ツボ押しに加えて、次のような習慣を意識すると、眠りの質がぐっと上がります
夜は冷えから守る

冷えは眠りの大敵です。
そろそろ夜は冷えが目立つようになります。
腹巻きや靴下でお腹・足元を温める準備をしておいた方がいいかもしれません。
冷えが気になって眠りにくい方は、耳を温めたりするのも有効です。
呼吸を整える

寝る前の深呼吸や腹式呼吸で、副交感神経を優位な状態に持っていきましょう。
お金もかからず簡単にできることですが、意外と皆さん呼吸のことを忘れています。
息は吐かないと吸えません。
ゆっくりと吐くことを意識するだけで、体が落ち着いて眠りに入りやすくなります。
夕食は早め・軽めに

遅い時間の重い食事は消化にエネルギーを使い、眠りを妨げます。
帰宅が遅い方はある程度仕方のないことかもしれませんが、可能な限り寝る時間と食事の時間の間隔をあけるように心がけましょう。
あまりに時間が近いと、寝ている間に消化活動が盛んになり、睡眠の質がものすごく落ちます。
結果、眠りが浅くなったり、早くに目が覚めることになります。
また、寝起きの体のだるさにもつながります。
デジタルデトックス

寝る1時間前はスマホやPCを避け、脳を休ませるようにしましょう。
これが一番難しいかもしれませんが、寝やすくするためには積極的に取り入れていただきたいと思います。
しっかり寝るために、まずは寝る前の脳の興奮を抑えることで、身体に今から休むんだという意識付けをすることが大事です。
SNSの内容などが気になるかもしれませんが、ここはグッとこらえて明日のために備えましょう。
まとめ
秋は「肺」と「陰」というキーワードが深く関わる季節です。
乾燥や寒暖差の影響で眠りが乱れる人が多いですが、ツボ押しや養生法を取り入れることで、睡眠の質を大きく改善できます。
自律神経の乱れや免疫の問題、体質改善などは鍼灸治療の得意分野です!
「最近眠りが浅い…」「疲れが取れない…」という方は、セルフケアだけでなく鍼灸で全身のバランスを整えるのもおすすめです。
深い眠りは、心と体を元気にしてくれる最高の薬ですよ!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
当院の治療方針を詳しく知りたい方はしんきゅうコンパスへ!
ネット予約も可能なので、営業時間外でも遠慮なくどうぞ!!





