靴を変えると足が痛くなる方
皆さんこんにちは!
今日も元気に診療中です。
阪急千里線 南千里駅直結のショッピングセンター
ガーデンモール南千里2階で営業中の南千里鍼灸整骨院 川村です。
通勤中の電車から学生が少なくなってきました。
春からの新生活に備えて、日常の中にもいろいろ変化が出てきてますね。
皆さんはこの春、何か変化はありますでしょうか?
春のけじめの良い時で、行楽シーズンが来ることもあり、靴を買い替える方も多いと思います。
この時期は靴を新しくしてから足が痛くなった。とおっしゃられる方も多く来院されますね。
なので今回は「足の痛みが起らないために」と言うことで記事を書いていきます。
足と言っても足の裏、足首、膝、股関節と痛む場所はそれぞれですが、
新しい靴に履き替えたり、長時間歩くといつも同じ場所が痛くなる、という方は
一つ試して頂きたいことがあります。
靴を脱いで、足首を動かしてつま先を上にあげてみて下さい。
いかがでしょうか?
もしもつま先を上げた時に
↑このように指も一緒に上がってしまった方は要注意です。
本来足の指を上げる(伸ばす)動きと、つま先を上にあげる動きは別の筋肉を使うのですが、
この二つの動きをする筋肉は近い位置を通るため、つま先を上げる筋肉が使えなくなることで、
代わりに足の指を伸ばす筋肉を使ってつま先を上げてしまう癖がつくことがあるのです。
今、特に意識せずにつま先を上げた時、指も一緒に上がってしまう方は
すでにその癖がついています。
この癖があると、地面からの衝撃の吸収がうまくいかず、足首や膝、股関節に余計な負担がかかります。
その蓄積が最終的にケガにつながることも多いんですね。
また、ひどくなると「指上げ足」と言われるような病態にもつながっていきます。
先日も書きましたが、なってから治すのは非常に大変です。
ということで、癖を取るためのエクササイズです。
要するに、足の指を上げることなく、つま先を上にあげる訓練をしていけば
癖は取れていきます。
今回はタオルを使います。
↑こんな感じのポジションで
↑足の指でタオルをつかみます。
↑つかんだまま、放さないようにつま先を上へ(いけるところまでがんばって力を入れて下さい)
↑上がりきった状態で何秒間かキープして、ぱっ と放します
以上の手順をタオルの端から端まで行います。
足の指を曲げる筋肉の強化と、足の指を伸ばす筋肉を使わずにつま先を上げるトレーニングです。
タオル一枚で気軽に出来ますので、テレビのCMの間にでもぜひ試してみて下さい。
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
足元の不調は全身に広がります。
すでに痛みが出てしまっている方はお早めに下の電話番号まで!