そこのあなた!アゴに負担のかかる悪い習慣を無意識にやっていませんか?
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療・眼治療が得意な鍼灸師の岡崎です!
2月は早いですね、もう半分過ぎようとしています。
気候の変化も早いので、皆さん気をつけましょう。
さて、今回は多くの方が何らかの異常を抱えている顎関節のトラブルについてです。
顎関節症とは、顎の関節になんらかの問題がおきて痛みが出たり、口の開閉が出来なくなったりする病気です。
主に次のような症状があります。
① 顎の周囲、耳、こめかみ、後頭部、首などに筋肉痛のような痛みを感じたり、頻繁に頭痛が起きる
② 口を開閉すると顎関節(耳の手前あたり)に痛みや違和感がある・あごをうまく動かせない
③ 顎関節に引っ掛かりを感じたり、口を開けると耳元でかくかく音が鳴ったりする
④ 顎関節に激しい痛みを感じたり、口を閉じてもきちんとかみ合わない
といった症状が代表的なものです。
では、顎関節に悪影響を及ぼす行動はなにがあるのでしょうか。
また、どのように対策すればいいのかをお伝えしていきます。
〇歯を食いしばらない
これめちゃくちゃ難しいんですよね。
私もこのブログを書きながら少し食いしばっていたりします。
仕事に集中している時などに、気が付くと歯を食いしばってしまっているという人は少なくありません。
上下の歯の接触時間が長い=顎を動かさないでいる時間が長いという事とは、顎関節周囲の循環が悪くなり、関節組織の不活性化に繋がります。
食事の時間以外にも意識的に口を動かすように心がけましょう。
仕事中でも行いやすい、ガム転がし(噛んで丸めたガムをつぶさないように口の中に入れておく)という方法が推奨されます。
…が、これもまた人によっては取り組みにくいかと思うので、口の中で舌を色んな方向に動かすことをオススメします。
慣れていないと案外できませんよ。
とにかく、口を開閉して顎関節を動かすことが重要なので、家族・友人との会話はもちろん、ペットに話しかけたりするのも効果的です。
いっぱい話しましょう!
〇うつぶせ寝をしない。
顎関節を圧迫するうつ伏せ寝は、顎関節症を患っている方にとって最大のNG行為です。
極力仰向けで寝るように心がけましょう。
そして、仰向けに寝る場合、枕の高さがご自身に合っているかを見直してみましょう。
高すぎる枕では自然と噛み締めた状態になるため、顎関節に負担をかけてしまいます。
枕は首の骨を支えるだけの高さがあれば十分なので、使用中の枕が高すぎる場合には、首の下に畳んだタオルなどを敷いて調節してみましょう。
仰向けに寝ることが出来ない方はご相談ください。
どうにかして寝られるようにします。
〇頬杖をつかない
考え事をしている時などに、ついつい頬杖をついていませんか。
頬杖は顎を下を突き上げ続けているようなものなので、顎関節を強く圧迫してしまいます。
注意してもなかなかやめられない場合には、顎の真下ではなく頬骨の付近(頬の横)に手をつく様にすれば、顎関節への負担を多少緩和できます。
どうしてもやめられない場合には、机やいすの高さや角度の見直しが必要かもしれません。
〇過度な開口は避ける
欠伸をする時などは顎に手を添えて、口が大きく開き過ぎないように軽く押さえましょう。
普段口を大きく開けないのに、急に大口を開けてしまうと負傷につながります。
普段運動しない人が、急に走って足を痛めるのと同じことが起きます。
いかがでしたでしょうか。
すでに顎関節の異常で歯科に通われている方もいると思います。
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
平行して施術することは可能ですので、一度ご相談くださいね(*^_^*)
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
当院の治療方針を詳しく知りたい方はしんきゅうコンパスへ!