自分の首がどんな角度になっているかご存知ですか?実は恐ろしいことに…
北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ
新しく配属になりました、自律神経治療と眼治療が得意な鍼灸師 岡崎です!
7/11までは南千里鍼灸整骨院にいたので、両院の微妙なシステムの違いにやや困惑しつつ7/13よりこちらで働いております。
少しの間だけセラピで働いていたので、帰ってきたというのが正しいかもしれません。
何はともあれ、これからよろしくお願いいたします。
さて本題、今回のテーマは「電車内は二重アゴの温床だ!」です。
毎日通勤で電車に乗っていると、いろんな方を見かけます。
寝ている方、本を読んでいる方、そして圧倒的に多いのがスマートフォンを見ている方です。
そして、ほとんどの方がかなり下を向いています。
世の中ではスマホ首なんて言葉が浸透してきましたが、自分がそうなっているとはなかなか気付きづらいものです。
今やだれでも持っているスマホですが、あれ実は結構重いんです。
重いと顔の高さまで持ち上げるのがしんどくなるので、自然と顔が画面へと下がっていきます。
そうして生まれてしまうんです、アゴの下の素敵なお肉が…
冗談はさておき、実際のところ短時間でも思いっきり下を向いていると首や肩、遠ければ腰まで負担が掛かります。
(これくらいの角度になっている方が山ほどいます。)
よければインスタに挙げている首の角度で負担が変わるも参照ください。
その結果、手の冷えや眠りの浅さ、目の疲れなどの全身の疲労へと繋がっていきます。
こういう、誰でも起きるようなちょっとした症状が、他の症状の改善を邪魔しているということはよくあります。
二重アゴそのものは見た目の問題かもしれませんが、実はその背景にいろんな問題が隠れているのです。
実は、首には顔へと続く頸動脈と脳へと続く椎骨動脈という2本の血管が存在します。
二重アゴによって頸動脈の血流が悪くなると、顔の筋肉のたるみや肌のくすみと言った美容上の問題が
首の骨の動きが悪くなって椎骨動脈の血流が悪くなると、目の疲れや脳疲労などの問題がそれぞれ発生します。
そんな時は、首にある胸鎖乳突筋の硬さをチェックしてみましょう。
この画像の赤で表示されている筋肉ですね。
(この筋肉は咽頭扁桃や口蓋扁桃の反応も出るので、硬くなっていると免疫力が落ちやすくなります。)
二重アゴになっている、もしくはなりかけている方は高確率で硬くなっています。
もれなく痛みがあった方は丘墟と四瀆というツボを押してみてください。
丘墟
外くるぶしの斜め下にあるへこみにツボを取ります。
首のトラブル以外にも鼻の不調や偏頭痛、目の痛みなどの治療で使うこともあるので、押すと高確率で痛いと思います。
四瀆
前腕部の2本の骨の真ん中の筋肉上で、手首から肘までの距離のちょうど半分より少し肘寄りにツボを取ります。
実際の治療で使うときはもっと肘寄りの場所を使うこともあるので、赤丸の範囲で痛い場所を探してみて下さいね。
このツボが所属している経絡は体中の水の循環に関わるので、リンパ由来のめまいや身体のだるさなどにも使うことがあります。
今挙げたツボはあくまで一例なので、まずは押して痛いかどうかチェックしてみて下さいね!
以上を踏まえて最後に一言、電車などでスマートフォンを見る時は画面を顔に近づけましょうね!
いかがでしたでしょうか?
自律神経や免疫の問題、血流改善などは鍼灸治療の得意分野です!
鏡やガラスに映る自分を見てうわっ!と思ったら、是非鍼灸をやってみましょう(^^♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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