寝不足をなめていると痛い目合いますよ、しっかり改善させていきましょう!

皆さんこんにちは!
北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ
自律神経治療と眼治療が得意な鍼灸師 岡崎です!
12月に入ってから一段と寒くなりましたが、今週は比較的日中の気温が高そうです。
ですが、油断は禁物ですね!
さて今回は、睡眠不足がもたらす体の異常がテーマです。
いきなりですが、皆さんは
・タンスの角や、机などで足をぶつける
・アメを途中で噛んでしまう
・パソコン作業中に髪や顔を触る
といった経験がありませんか?
それ、実は睡眠不足が関係しているかもしれません。
こんなの何が関係するのと思うかもしれませんが、睡眠不足がどのように関係しているのか細かく見ていきましょう。
〇タンスの角や、机などで足をぶつける(固有感覚の問題)
これは、自分の脳が把握している体のイメージと、実際の身体の動きにギャップがある時に起きます。
私たちの筋肉は、伸縮した情報を脳に送って今の身体がどのように動いているかを伝えています。
これが固有感覚と呼ばれる感覚です。
睡眠不足になると、この固有感覚の情報があいまいになります。
「どのくらい足を前に出したか」という筋肉からの情報があいまいになると、脳に伝わった情報よりも大きく足を前に出していて、そのままタンスや机の前を通ると足をぶつけてしまいます。
同様に、ドアを通る時に肩がぶつかる、持っているカバンが引っかかる、包丁で指を切る、持っている物を落とすといったことも、睡眠不足で固有感覚の情報が不足したときに起こります。
頻繁に身体を何かにぶつけてしまうような方は注意が必要です。
〇アメを途中で噛んでしまう(セロトニン分泌不足)
これは、セロトニンという物質の不足を示しています。
セロトニンとは、脳内で働く神経伝達物質です。
脳を覚醒させるための物質の内の1つで、急な刺激に反応しないように緩やかに覚醒させる役割を担っています。
セロトニンは、リズムのある運動をしている時に分泌されやすいという特徴があります。
持っているボールペンをカチカチ鳴らしたり、貧乏ゆすりや机をコンコン叩いたり、うろうろ歩き回ったりする…
これらは、脳がセロトニン不足を補おうとして体にリズムのある運動を命令して起こっているのです。
となると、セロトニンが不足するとどうなるのか。
慢性的なストレスやイライラ感の増大、意欲の低下といったものから、めまいや頭痛、うつ症状、不安障害、自律神経失調症、そして更なる寝不足と症状がループすることになります。
〇パソコン作業中に髪や顔を触る(ヒスタミンの増加)
パソコン作業中に、髪や眉、鼻や口元を触っていませんか?
または、ネクタイやネックレス、ピアスを触ったりしていませんか?
これは脳を覚醒させるヒスタミンという物質が過剰に増えているサインです。
睡眠不足の状態で、脳を覚醒させなければならないパソコン作業や会話をすると、覚醒レベルを低い所から急激に高めるためにヒスタミンが過剰に分泌されます。
ヒスタミンが増えすぎると、身体の敏感な部位がかゆくなります。
実は健康な人でもヒスタミンは1日の中で2回、起きた後と眠る前は急に分泌量が増えます。
慢性的に寝不足だとかゆみが現れやすいので、早く寝ましょう。
いかがでしたでしょうか?
過去にも睡眠についての記事は上げてきましたが、今回はより身近な内容だったかと思います。
自律神経由来の不調や体質改善、免疫力を高めるのは鍼灸治療の得意分野です!
睡眠の問題に対しても鍼灸治療はとても有効です。
脳神経の過活動を緩和させたり、筋肉の緊張を正したりと幅広く対応できます。
頭や身体の疲れをとり、快適な睡眠を目指しましょう!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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