春の不調とその原因~肝臓系に負担をかけなければ楽に過ごせます~
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療・眼治療が得意な鍼灸師の岡崎です!
早いもので3月も後半、少しづつ雨が降ったりするようにもなってきました。
まだまだ気候の変化が激しいので、油断禁物です!
さて今回は、肝臓系の機能低下を引き起こす日常生活についてお話していきます。
どれも日常的なことなので、心当たりのある項目は少し気にかけておくと良いかもしれませんね!
ちなみに、なぜ肝臓を選んだのかは以前のブログに書いているので、よければ読んでみて下さいね!
春風と共に、不調来たりけり。~3つのグループで春の不調をみる~
ではみていきましょう。
アルコールの摂取
肝臓といえばアルコールのイメージが強いかと思います。
必ずしもアルコールが悪いというわけではありませんが、その人の体力や体質によっては害になる可能性があります。
肝臓の持つ解毒作用はアルコールだけに働くわけではないので、摂取量が増えると肝臓の仕事量も増えてしまいます。
体を悪くしてでもどうしても飲みたいという方は、せめて数日おきに飲むなど間隔をあけて飲むようにするとまだましです。
薬剤の長期摂取
薬剤とは少し違いますが、インスタント食品や加工食品などに入っている添加物もここに入ります。
また、本題の痛み止めや抗生剤、降圧剤などの薬剤の長期服薬もアルコールと同じように、日々肝臓の解毒作用に負荷をかけます。
その中でも特に痛み止めの漫然とした長期服薬は、血流を悪くさせるので注意が必要です。
薬に関してはお医者さんの指示のもと投薬されているので、勝手に量を減らしたりするのは良くありませんが、たまには薬の事を尋ねてみても良いと思います。
あと、自分が飲んでいる薬が何に対しての薬なのかは把握しておきましょう。
油脂食品の摂取
油脂の消化には肝臓で作られる胆汁が必要になります。(その胆汁をためておくのが胆石で有名な胆のうです)
脂肪は消化されにくく胃腸にも負担がかかりますが、一番負担がかかるのは肝臓です。
なので、春に不調が多い方は油分や脂肪の多い食事に気を付けておかないと消化不良を起こします。
夏の土用あたりまでは気を付けたほうがいいでしょう。
酸味・辛味食品の常食または過食
フルーツの常食または過食
春は酸味の物を口にすると良いとよく言われますが、いいからといって毎日とればいいというわけではありません。
何事も適量が大切で、摂りすぎるとかえって身体がだるくなったり、筋肉がひきつったりします。
辛味に関しては肝臓系の働きを弱めてしまうので、少量ならいいですがいつも辛い物を好んで食べている方は注意が必要です。
フルーツは酸味・甘味・水分で成り立っているものが多く、身体を冷やす作用のあるものが多いです。
生魚の摂取
同じものを食べているのにお腹を壊したり食中毒になったりする方がいます。
元々傷んでいたなら話は別ですが、そうでないなら胃腸の消化力や肝臓の解毒作用が弱っているからかもしれません。
体がしんどい、だるいと感じている時は刺身などの生魚は控えておいた方が無難です。
元気な時に美味しくいただきましょう。
他にもまだまだありますが、続きは今週末に書きます。
自律神経や免疫の問題、精神疲労などは鍼灸治療の得意分野です!
疲れやすい、体がだるい、肩がこるなど、すでに半病人になっている方は要注意!
しんどい時こそ鍼灸施術!
いつでも皆さんの支えになれるよう精進いたします。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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