気候の急変によって現れる不調、その名も「天気病」をご存知ですか?
皆さんこんにちは!
北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ
自律神経治療と眼治療が得意な鍼灸師 岡崎です!
10月も中ごろを迎え、秋らしい日があったりなかったり…
こうも気温差があると、急な天気の変化(気圧の変化)が起こりやすくなります。
特に最近の気候は、朝の段階で晴れていても昼以降急に大雨が降ったりと慌ただしい事が多いですね。
そういう日であればあるほど、
『今日は何かだるいな~』
『今日は肩がこるな~』
『身体が重く痛いけど昨日何かしたかな?』
なんて感じる事も増えるのではないかなと思います。
こんな時は、もともと持っている病気の悪化に限らず首肩こりや腰痛などの身体の痛み、めまいや耳鳴り、片頭痛、体のだるさなど様々な症状が出てきやすくなります。
これらの症状の事を天気痛(天気病)と言います。
そこで今回は、上記の症状に陥りやすい天気病について解説していこうと思います。
天気病(天気痛)自体は昔からありましたが、はっきりと認識されたのは最近のことです。
いわゆる「雨の前に調子が悪くなる」とか、「台風前に古傷が痛む」などですね。
人によって雨が降る前はしんどくて降ったら楽になったり、気圧が下がりだしたら調子が悪くなったりするなど様々です。
何となく薬を飲んでもあまり良くならない…という事が多いのではないでしょうか?
天気の変化(気圧の変化)が起こると身体はストレスを感じて自律神経(特に交感神経)が働き、血行不良や筋肉の緊張が起きやすくなります。
全員に症状が出ないのは、人によって身体の疲れ方や弱り方が違うからです。
そのストレスのもとである気圧の変化のセンサーは、内耳にある半規管といわれる場所にあります。
首や肩のこりなど、最近で言えばマスクのゴムや眼鏡のツルで耳周りの血流が悪くなると、内耳への血流も悪くなり気圧の変化に対応しづらくなります。
ではどうやって対処すればいいのでしょうか?
いくつか対処法はありますが、今回は道具なしですぐできる方法から!
前回のブログのおさらいになりますが、まず耳をつまみましょう。
次に5秒くらい前後、上下、外側に引っ張ります。
最後に耳をつまんだままゆっくり5回ほどまわします。
これを朝、昼、夜やりましょう。
耳を動かす事によって、血行が良くなるだけでなく耳ツボの刺激にもなるので一石二鳥ですね!
更に耳を温めるとより効果的です。
えっ、耳ですか?と思うかもしれませんが、実は首や肩だけでなく軟骨で出来ている耳や鼻がこり固まっている人はめちゃくちゃ多いです。
耳周りの硬さは血行不良だけでなくリンパ液の流れまで悪くしてしまいます。
天気病でなくともめまいや耳鳴り、頭痛の原因にもなります。
耳を動かして対処や予防をしてみましょう。
今回は耳での対処法をお伝えしましたが、天気病は自律神経だけでなく湿気や冷えなども関係します。
そういった環境の変化による状態をきちんと対策するなら鍼灸治療がオススメです。
自律神経由来の不調や体質改善、免疫力を高めるのは鍼灸治療の得意分野です!
まだまだ安定した気候とはいいがたいので、調子がおかしくなる前に改善させておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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