あなたのやる気スイッチをオンにするツボ、どこにありますか?
皆さんこんにちは!
北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ
自律神経治療と眼治療が得意な鍼灸師 岡崎です!
気付けば2月になりました。
まだまだ朝晩が寒くて寒くて起きるのもやっとです、出来たら4月まで冬眠したい!
社会で生きる以上はそうも言ってられないので、何とか頑張っています。
…といっても、どうにもやる気が出ない・意欲がわかないといったこともあるかと思います。
そこで今回は、そんなときに出来るだけ早くそんな状態から脱却できるようにするツボの紹介をしていきます!
…と本題に入るその前に、皆さんは「冬季うつ」という言葉をご存知ですか?
普通のうつと何が違うの?と思うかもしれませんが、
「冬季うつ」とは、毎年秋から冬にかけてうつ症状が現れる季節性のある気分障害のことを指します。
早い方だと 10〜11月頃からうつ症状が始まり、春先の3月頃に回復するというサイクルを繰り返すことが特徴として挙げられます。
冬に不調を感じる方が多いので冬季うつと呼ばれていますが、冬以外の特定の季節が来るたびにうつ症状が出てくる方もいます。
特徴的な症状としては、
一般的なうつ病よりも過食や過眠の症状が特に強い
甘いものが無性に食べたくなる
日中から夕方にかけての強い眠気
朝起きるのがとても辛い
強い疲労感による意欲の低下
過食や運動不足による体重増加
無気力やイライラ等の気分の変調
一般的なうつ病と同様に焦燥感や不安感、気分の落ち込みなど
といった状態が挙げられます。
やる気が出ない時に当てはまるものが割とあるのではないでしょうか?
西洋医学的な観方をすると冬季うつに近い物だと思いますが、東洋医学の観点からこの状態を見ると、脾胃や腎の活動低下・虚弱であることが多いです。
年末年始の飲食サイクルの乱れで消化器に変調をきたしたり(脾胃への負担増加)、年末までの忙しさで気力を損なってしまったり(腎気の消耗)と、やる気を出そうとしてもエネルギーの在庫がない状態です。
前置きが長くなりましたが、そんな状況を打破するのに役に立つかもしれないツボを紹介していきます。
湧泉
このツボは気穴が泉の様に湧いてくるという意味のツボで、疲労回復などによく使われます。
疲れきっていたり、やる気が出ない方の足裏は大抵むくんでぶよぶよしているか、筋肉が硬くなって指の動きが悪くなっています。
ラップの芯やテニスボール、空き瓶などを使って柔らかくするか、お灸などで温める様にしておくと重心が安定して気持ちが前向きになりやすいです。
太谿
湧泉に続き足への刺激です。
ここは奥に大きな血管が通っているので、足首が冷えるようなことをしていると足から全身に冷えが回ってしまいます。
お灸でもいいですし、足湯なども効果的です。
アキレス腱を緩めるのも効果があり、湧泉同様に足腰が安定して活力が戻りやすくなります。
関元
この辺りはカイロなどで温めている方も多いかもしれませんが、関元というツボよりもこの周囲全体への刺激と考えて頂いても良いと思います。
下腹が冷えるとお腹に力が入りにくくなり、自然と背中が丸くなって呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと酸欠で頭が働きにくくなり、意欲減退に繋がります。
今回紹介した3つのツボは、やる気に関わるだけでなく免疫力や治癒力に関係するツボでもあるので温めたりしておくと体調も良くなります。
是非お試しあれ!!
自律神経由来の不調や体質改善、免疫力を高めるのは鍼灸治療の得意分野です!
冬は夏に比べて日照時間が短くなり、寒さで外出する機会が少なくなるなどもともと心身の不調が起こりやすい季節です。
日光から受ける刺激が少なくなることでホルモンバランスが崩れ、体内時計が乱れたり、抑うつ状態と自律神経のバランスが崩れた症状が増えます。
鍼灸治療で自律神経を整えて冬を元気に乗り切りましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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