自分では予想もしない行動からぎっくり腰は発生します!(前回のぎっくり腰ブログの続き)

皆さんこんにちは!
北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ
自律神経治療と眼治療が得意な鍼灸師 岡崎です!
11月8日に立冬を迎え、暦の上では冬の訪れです。
先週とは打って変わって週末から急に冬の寒さを感じる様になりました。
3週続きで同じような内容にはなりますが、急に冷えるとぎっくり腰は頻発します。
ぜひ内容を確認して頂き、発生しないように気を付けて頂きたいと思います。
リンクも置いておきますので、良ければ確認してください(^^♪
では本題に参りましょう!!
風邪を引いている時
風邪とぎっくり腰に関係は薄そうですが、実は結構関係があります。
話がそれますが、風邪のひき始めには葛根湯という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
少し専門的な話にはなりますが葛根湯は元々、太陽病に対して使う漢方薬です。
ここでいう太陽病とは漢方医学における病気・症状の進行度合のことで、初期もしくは身体の表面的な症状であるという状態です。
なぜこんな話が急に出てきたかというと、前回の内容で出てきた背中を通る経絡の名前が太陽膀胱経という名前だからです。
病気・症状が比較的表面にある時にダメージを受けやすい経絡が太陽膀胱経です。
前回も出てきましたね。(正式名称は足の太陽膀胱経)
風邪ひきの初期症状には寒気がしたり、首筋や肩・腰背部の筋肉の緊張というものがあります。
ここでようやくぎっくり腰の話に戻ってくるのですが、風邪を引くことによってこの経絡へのダメージ及び筋肉の負担が増えます。
その結果、ぎっくり腰のリスクがあがるというお話でした。
内容がいまいち理解できなくても、風邪を引くと背面の筋肉が硬くなりやすいのでぎっくり腰のリスクが上がるんだなと覚えておいてくださいね!
睡眠不足の時
寝不足などの睡眠不足時は、自律神経のうち交感神経の活動が高まります。
その結果全身の皮膚や筋肉が緊張してしまい、身体のキレが無くなったり伸びやかさが減ります。
普段通りに動いていてもいまいち身体がシャキッと動かせない時は、その背景に寝不足が隠れているかもしれません。
皮膚の緊張が強い時は体表面を軽くなでるだけでも幾分か身体が動かしやすくなるので、是非やってみて下さい。
そしてやり方は聞いてくださいね!
暴飲暴食をした時
食の乱れでもぎっくり腰のリスクは高まります。
これは何が関係しているかというと、胃腸などの消化器官に過度な負担が掛かる事で臓器反射が起こり、対応場所の筋肉に負担が掛かるということです。
前回でも少しお話ししましたが、胃腸関連の反射区域は腹部や背中、関連経絡で言えばすねやももの緊張にも繋がり腰や背中の負担が増えてしまいます。
後は単純に、沢山食べたりすると身体の体積や面積が一時的に増えて身体そのものを支えきれなくなってしまうというもことも関係します。
何事もそうですが、ほどほどが一番ですね。
長風呂をした時
最後に長風呂です。
お風呂に入るのはよさそうなのに何がダメなのか。
それは、お風呂に長く浸かることによって緩み過ぎてしまうということです。
更に湯に浸かっていると浮力が働き、身体を支える力が無くても何とかなってしまいます。
普段ぎりぎりの力で何とか身体を支えていたにもかかわらず筋肉の緊張が抜けきってしまうので、お湯から出て浮力が無くなった時に身体が支えられなくなってしまうのです。
レアケースではありますが、時折聞く話ではあるので十分にお気を付けください。
3回にわたりぎっくり腰についてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?
例年では冷えを感じだす今くらいの時期から急に増えるのですが、今年はイレギュラーな暑さがあったりとまだそこまでぎっくり腰の患者さんがいる様には見えません。
ですが油断は禁物、魔の手はそこまで迫っているかもしれませんよ!
自律神経由来の不調や体質改善、免疫力を高めるのは鍼灸治療の得意分野です!
来る冷え込みに備えて今の間にぎっくり腰にならない身体を手に入れましょう!
痛めてしまった方は早めの来院をお勧めします!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
当院の治療方針を詳しく知りたい方はしんきゅうコンパスへ!
ネット予約も可能なので、営業時間外でも遠慮なくどうぞ!!